午前3時に起床。シャワーを浴び、民宿:石塚さんが午前1時から起きて真心こめて作っていただいた朝飯をいただく。がっつり食べることができてお腹いっぱい。感謝デス!スタート地点までは歩いてスグなので4時20分頃同室の皆さんと出発した。
外に出て天を見上げると、空には朝焼けが!
「やった〜!よかった〜!今回も素晴らしい写真が撮れそう!」
天気予報は「曇り時々晴れ」であったがカナリ良い天気になりそうである。今回も神のご加護があったか(笑)。今回は前回の奥熊野の時よりもコンディションは悪く、体重は70kオーバー。節酒も食事療法もいまひとつ実行できず体調もいまひとつである。制限時間が14時間30分なので、マズは潰れないようにゆっくり、楽しく、いっぱい写真を撮りながら確実に完走めざして頑張ろう!
またしても長い、長〜い一日が始まったのでありました。
午前4時15分、宿を出発した。スタート地点までは歩いてワズカ5分ほど。西郷港のターミナルが見えてきた。朝焼け始まっている・・・。
素晴らしい朝焼けだ!美しい!港の朝もいいね〜・・・。
手荷物を、中間エイドゆきとゴール地点ゆきのトラックに預ける。 これにてスタート準備完了!
スタート地点。頭上には満月・・・。
スタート15分前ともなると大勢のランナーが集まってきた。まもなく約400名のランナーーが集結する。
イザ出陣!気合が入ります! なんとか12時間半くらいでゴールしたいものだ・・・。
先頭から3列目にスルリンチョ! ウルトラマンが登場してスタートを盛り上げてくれた。
午前5時ジャスト、号砲とともにスタート!毎度のことながら、長い長い一日が始まった。
島を反時計回りに一周するコースである。マズは西郷港の最深部に向かい走る。
西郷東大橋上が1k地点。驚いたことに100kなのに1kごとの距離表示だ!素晴らしい!
右手に西郷港の最深部、隠岐水産高校の建物が見えてきた。
港を回り込んでゆく。海は右手に広がっている・・・。
突如左に折れ、水路沿いに山の方に向かってゆく。
来た〜っ!一発目の登り。
すると急な坂の途中に5k地点。31:08での入り。今日はコースが厳しそうなので、とにかく安全運転。
朝5時半をスギたばかりなのだが、このような山の中まで島の人が駆けつけ声援を送ってくれている。
気温18度。
右手に海が見える。結構高台まで上がってきたことが伺える。
7.6kのエイドは水のみ。気温はそこそこだが湿度が高く、皆さん水に手を出していた。
さらに金橋山の裾を巻いて登りながら最初の漁港、大久漁港を目指す。
山を下りてきたゾ!
山を下り、漁港に入る手前が10k。1:04:05で通過した。
10.2kのエイド。大久漁港の皆さんが暖かい声援を送ってくれた。
漁港から海岸線をゆく。まずは高台へと登ってゆく・・・。
右手に日本海を見ながら進む。
風光明媚な海岸線の景色が展開する。気持ちいい・・・。
UP・DOUNを繰り返しながら、時折トンネルを抜けてゆく。
トンネルを抜けるとまた海岸線・・・。
それにしてもこのあたりは細かいが高度差のあるUP・DOUNの連続。坂では早くも歩くランナーが続出。歩かずにがんばってま〜す!
景色はいいんだけどね〜・・・。
海岸線の景観からすると、コース上ではこの辺りがハイライト。切り立った海岸線の岩肌や、入り江の岩礁が実に風光明媚である。
う〜ん、平らなところは爽快に走れる・・・。
カーブの連続・・・。
そのたびに目を奪われる景観・・・。
だびだび現れるトンネル・・・。
グルグル登り、グルグル下る。この繰り返しである。
曲がりくねりながら登りに登り、高台にでると海が見えてくる。するとそこにはトンネルがある。
と、龍ケ滝トンネルの中が15k。この5kは36:19もかかってしまった。
おお〜っ、トンネルを抜けると極楽浄土を思わす海岸が展開していた・・・。
一時、花咲く漁村のロードに降りてきた・・・。
またスグに海岸線のロードへ。
春日乃浦トンネルへ突入!
抜けると布施漁港。さらに進むと絶景の浄土ケ浦海岸がある。
残念ながら浄土ケ浦海岸へは行かず、左折し485号線を山の方に入ってゆく。
お〜、日本の旗を持ってるおじいちゃんがいる。
一緒に記念撮影。恐縮です(笑)
朝まだ7時であるが、村の人総出で応援してくれている。このレースの良さは「あたたかい声援」だな。ありがとうございます!
すると20k。この5kは31:36と持ち直した。ここからはまたしても峠越えの登りとなる。
只今、隠岐の島、2011.6.19、午前7時11分54秒でございます。
快調に峠をめざし、登っております。
峠のトンネルを越えて下りに・・・。
海岸線をしばし離れ、山間部をゆく。
県道485号をひた走る。このような山間部でも大勢の方が応援してくれる。
また登り〜・・・。
またトンネル・・・。
トンネルを抜けると美しい海岸線・・・。
青陵トンネルが見えてきた。あれを抜けると島の北で一番大きな中村漁港へ下ってゆく。
漁港の手前の農村では皆さん総出で応援。ありがとうございます!
やっと平らな平野部に
出た!
すると25k。この5kは32:32と一定のゆったりとしたペースを維持。
中村漁港に近づくにつれ沿道の応援が熱を帯びてくる。
沿道の皆さん総出で応援してくれる。この大会はホントの地元の皆さんが心から応援してくれるので元気がでる。
26.2kのエイドでは地元中村の高校生の皆さんがお手伝い。 さざえの炊き込みごはんの「のり巻き」や味噌汁をふるまってくれた。
エイドでエネルギー補給し、元気に出発!
港へ続く川をわたり、いよいよコース最高地点を目指し山間部に向かう。
27kよりいよいよ登り開始!大峯山の山腹の標高250mまでのロングな登りである。
あじさいの花咲く急坂をゆく・・・。
ひ〜い・・・。嫌になる直線急坂。
坂の途中が30k。3時間20分で通過。今の実力ではこんなもん。
高台に上がり、集落の集まる少し平らな所を進む。右手にかすかに海を望むことができる。
すると傾斜がきつくなり、またしても厳しい登り。
このような山間部でも応援が。ありがとうございます!思わず立ち止まりお礼をしました。
←マウスポインターを写真の上に置いてください。
いや〜、暑い!登りしんどい!
と思っているところで32.5kのエイドが。水かけだ〜っ!
氷の入った冷た〜い「かけ水」を行ってもらった。
ガバア〜ッ!気持ちいい!ぶは〜ッ!
←マウスポインターを写真の上に置いてください。
さらに傾斜がきつくなり、コース最高点へ向け最後のガンバリである。
約33k地点が頂上であった。「ここが頂上 頑張れ」のノボリを立ててボランティアの蟹さんがエイドを開設してくれていた。感謝!
今度は一気に下り開始〜!
するとスグに35k地点。登りオンリーのためこの5kは39:45。大健闘かも・・・。
このままズ〜と下ってゆくのかと思いきや・・・。
グププ〜・・・。またしても長い登りが待っていた。
どうやら本格的な下りに入ったようだ。グングン曲がりくねりながら下降してゆく。
クソ熱い直射日光の当たる下りを駆け下ってゆく。まだ元気である。
下りの途中で40k。4時間33分での通過となる。
さらにグングンと駆け下ってゆく。暑いがここは正面から涼しい風を受けて気持ちいい・・・。
平らな所に出てきた・・・。
と、思いきやまた上り坂。もう嫌になってくる・・・。
右手に青い海が広がってきて、景色が良いのが救い。
ぐ〜んと登ってきて海がだいぶ下になってきた。
すると42.195k地点。4時間52分で通過する。
久見漁港トンネルが見えてきた。あれを抜けると登りも少し落ち着く。 漁港から漁港へロードは伸びてゆくのであるが、「登っては峠のトンネルをくぐり抜け、また次の漁港へ下る」この繰り返しである。
すると45k。暑さでバテテ、坂は歩きを入れてしまい、この5kは41:18と大幅にペースダウン。48kのエイドが待ち遠しくなってくる・・・。
目の前に平野が見えてきた。五箇というところだ。
降り立ったところに「CAFE OPEN!」とな・・・。 施設エイドが出ている!
うひょひょ〜っ、隠岐牛を焼いてくれている!
いただきま〜す!うまっ!ありがとうございます! ビールが欲しくなってしまった(笑)
エイドの前では広大な牧場が広がっておりました。ジュースもらって写真まで撮ってもらっちゃいました。感謝デス!
隠岐牛、カナリなブランド牛とのことでありました。いい艶してますね〜・・・。
このコースでは希少な平野の水田地帯をゆく。平らなところは平和だな〜・・・。
五箇の集落が見えてくると、また応援団から声援が送られる。もうすこしで着替えのエイドだ。
ひ〜っ!ナント、エイドまでは急坂を登らねばならなかった。どこまでもUP・DOUNに拘ったコースである。苦しい〜・・・。
48.5kのレストステーションに遂に到達!
ここも地元女子高校生が活躍してくれて、スグに着替えの荷物を渡してくれた。転がり込むように更衣室に入り、早速着替え。暑いよ〜・・・。
ジャジャ〜ン! 着替え完了! この直射日光では嫌いな帽子も・・・ 実況中継(大会当日 後半)ページ をご覧ください。 |
■隠岐の島ウルトラマラソン 100k 完走記 トップページ
■プロローグ(大会前日)ページ
■実況中継(大会当日 前半)ページ
■実況中継(大会当日 後半)ページ
■エピローグ(大会翌日)ページ