朝2時40分起床。昨夜はみんなで申し合わせて8時には寝たのだが、珍しく興奮して寝付くことができなかった。宿の屋根をたたく雨の音が激しくなったり、弱くなったり・・・。みんなのイビキが豪快になったり消えたり・・・。そんな音を聞きながらナントナク寝ていたような感じ・・・。
3時が全員の予定起床時間であったが、その前にひとりで朝風呂に行った。戻ってきて皆を起こす。皆さんしっかり寝られたようであった。ありがたいことに3時から朝食が食べられる。バイキングの朝食を目イッパイ食べ(大盛ゴハン2杯)、4時20分、雨の振る中をスタート会場に向かいみんなで出発したのでありました。
「あ〜っ、ついてね〜ナ〜!」
今日は本当に運が悪く、見事に前線の通過に当たってしまった。天候は「最悪」が予想される。厳しく、辛い、長い長〜い野辺山の一日が始まったのでありました。
午前4時20分、スタート40分前に宿舎を出た。 |
マズは社会体育館内に荷物を預ける。行くと〜・・・、うお〜!雨なのでゴッタがえしている。 |
体育館に預ける荷物には、当日に自分で置いてある荷札に番号を書いて預ける。さらに着替え地点への荷は、これまた専用の袋に自分でマジックでゼッケンを書いて預ける方式。 |
急ぎ預けて外へでる。寒い〜!次は「着替え地点」への荷物預けである。と・・・ |
100kの部は、42k・58k・82k地点の3つのうち2箇所に荷を預けるコトができるのだが、42k地点がメチャクチャ並んでいた。果たしてスタートに間に合うのか? |
寒いので早くも用を足したくなり、荷を預けた後にトイレに駆け込む。 |
するりんちょ!スタートわずか10秒前、スタートの整列の中にもぐりこんだ。セーフ! |
スタート直後に記念撮影。撮っていただいた方に感謝です。(こんなことは初めてである。おかげさまでストレッチ等の準備運動はマッタク行えなかった・・・。) |
スタート地点からまっすぐ野辺山駅に向かい直進。駅前を大きく左に曲がる。山へ入る前に野辺山高原をぐるっと回るのである。 |
野辺山の野菜畑の中を走ってゆく。 |
朝5時、冷たい雨の降りしきる高原を突き進むランナー・・・。 |
靄がかかったり晴れたり・・・。視界が開けたり、閉じられたり。 |
いた〜っ!グリーンナンバー。 |
5k通過、34:33。ゆ〜たりしたペースで進んでいる。 |
高原を一周して、小海線の線路を渡ってゆく・・・。 |
線路沿いに清里方面へ走り、JR鉄道最高地点へ向かう。 |
1375m、JR最高地点前を通過。 |
最高点を通過するとスグに141号線を横切り、いよいよ南八ヶ岳林道へと入ってゆく。 |
エイドでは寒さのため、このようなトイレに長い行列ができてしまう。 |
一灯の電灯が眩しい・・・ |
10k通過。1:23:41 |
本格的な登り開始〜! |
南八ヶ岳林道へのゲートである。通常は一般車両はここまで。ゲートも閉まっているのだが今日は全開。 |
延々と林道を登ってゆく。 |
林道の走路は当然「ドロドロ」である。 |
15k通過。この5kはナント44:39.登りとはいえ遅いスギか・・・。 |
林道の整備は素晴らしく、車が普通に通れる感じだ。11年前よりハルカに整備が行き届いている感じ。 |
上りも本格的になり、ほとんどのランナーが歩きで行く。 |
コース最高点1907m到達! |
ここからは激しいUP・DOUNが続く。もうすぐ20kのハズだが・・・。 |
このあたりは標高も高いので、ご覧のようにロード脇には残雪も残っている。 |
おおっ!あった! |
20kエイド前を通過! |
グーンと下ってゆく。するとさっき20kを通過したと思ったのに20kの標識だ!2:37:53で通過。いや〜、遅すぎるカモ・・・。 |
九十九折の急坂を下り終えると下部を走る舗装のロードにでる。 |
ここで小休止・・・。 |
25k通過。この5kは26:00。下りなので当たり前か・・・。 |
おや〜・・・。 |
空が少し明るくなってきたか・・・。 |
本沢温泉入り口。ここから2時間10分登ると標高2150m、日本最高所の露天風呂がある。 |
このあたりは綺麗に舗装された幅の広いロードが続く。 |
すると30k通過!3:30:58。この10kは下り基調53:05でこなした。少しバンカイ。 |
山腹を大きく巻いてロードは延々と続いてゆく。 |
すこ〜し山肌が見えてきた・・・。 |
薄日が差し込んできたゾ! |
程なく稲子湯へ続くロードに出た!あと1kで温泉だ! |
稲子湯へ続くロードはきつい登り。 |
35k地点。ここが稲子湯(いなごゆ)である。 |
ここには名物「おしるこ」がある。いただきま〜す! |
さて、タイムは悪く遅れているのだが、計画通り温泉に入るコトに・・・。 |
ここがお宿の入り口。 |
いらっしゃ〜い!ゼッケン379さんですネ! もちろん無料である。 |
突入〜! |
さっ、しっかりリフレッシュして出発デ〜ス! |
稲子湯を出発すると、さらに傾斜を増した坂道が続く。下に稲子湯の建物が見える。ひと山越えてゆく感じだ。(2,4回大会のときは稲子湯で折り返していたのでビックリ・・・) |
かなり傾斜がきついので、ホトンドのランナーが「歩き」。 |
温泉ランナー(笑)になってしまったので、タオルをぶら下げながら登ってゆく。次の温泉は42k地点、そこまではこのスタイルである。少し明るくなり天候は回復基調にあるようだ・・・。 |
ひとやま越えると遂に下り基調に・・・。 |
ガンガン下ると小海リエックスリゾートの入り口があった。 |
すると40k到達!5:17:30分もかかっている。 |
延々と続く直線の下りを飛ばす。(ここはマジで走りましたヨ!)すると、42k地点の次の温泉が見えてきた! |
ここは着替えポイントと、42kコースのゴール地点である。 |
その名を「八峰(ヤッホー)の湯」という。到着!ここで温泉に入って着替えるのだ!標高は1270mである。 |
男湯の名は「白駒の湯」。 |
開放感ある露天風呂がある。いいでしょ〜!42k完走者や一般の観光客の方でにぎわっていた。 |
完走記