走る 魂の社労士 ユキチの 快 速 登 山 ウルトラ・スーパークロスカントリー2008 北アルプス 上高地〜前穂高岳(ピストン) 上高地〜焼岳(ピストン)
■7月13日(日) 徳沢〜河童橋〜田代橋〜焼岳小屋〜焼岳(2455m)〜
焼岳小屋〜田代橋
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※徳沢〜明神〜河童橋〜田代橋 散歩[スタート] |
⇒1:27:26⇒ | 焼岳小屋 1:27:26 |
休憩16:49 | 焼岳小屋 1:44:15 |
⇒45:08⇒ | 焼岳 2:29:23 |
休憩18:50 | 焼岳 2:48:13 |
⇒ |
⇒43:12⇒ | 焼岳小屋 3:31:25 |
⇒1:00:55⇒ | 田代橋・焼岳登山口 4:32:20 |
⇒⇒⇒ | ※田代橋〜大正池:散歩 [ゴール] |
午前3時半起床。 速攻で準備を整え4時スギ出発する。真っ暗闇の中、徐々に空が白み始め、夜が明けてくる・・・。厳かな空気がピーンと張り詰めている・・・。 |
明神岳5峰から本峰へ続く鋭鋒が赤く輝きだした・・・。 |
常念岳の上空が赤く燃え出す・・・。美しい・・・。 |
山の裾にたなびく雲が俄に動き出す・・・。 |
いよいよ明るくなり、梓川の清流もうっすらと赤みを帯びて見える。朝のすがすがしいワン・シーン・・・。 |
梓川から突き上げる明神岳は絵になる山だ。この景色が見えるようになると明神はもうすぐだ・・・。 |
明神橋に到着。 午前5時前、朝の散歩を楽しんでおられた女性グループの方に撮ってもらった。 |
明神橋は立派な吊り橋である。 ここを渡ると穂高神社へと行くことができる。そのまま梓川の上高地に向かって右岸にできている遊歩道を行くことに決めた。 |
せっかくなので、穂高神社に参拝してゆくことにした。 あの奥がそうだ。穂高神社は「穂高見命」がご祭神。穂高見命の神は、日本アルプスの総鎮守、海運交通守護の神である。 |
穂高神社奥宮。この奥に明神池がある。 本宮は安曇野市「穂高」にある。ここが「奥宮」。そして「嶺宮」は穂高連峰の主峰:奥穂高岳山頂に祀られている。 |
奥宮のならびに「嘉門次小屋」がある。 歴史は古く、明治13年に建てられた伝統に輝く山小屋である。囲炉裏で焼く「イワナ料理」で有名。 |
この小屋の創始者、上条嘉門次のレリーフが小屋の前にある。 日本アルプスを世界に紹介したウエストンの案内役を務めた、明治時代の名ガイドである。 |
さっ、上高地をめざしランを開始する。 梓川沿いの気持ちの良いロードを河童橋を目指しJOGしてゆく。 |
遊歩道から本日ピークハントする焼岳(2455m)が朝日に輝いて見えた。今日は天候は良いようだ・・・。 |
河童橋到達。ここからの焼岳も絵になる・・・。 |
今日は焼岳をピークハント後、田代池、大正池周辺を散策する予定である。 なにしろ上高地には数限りなく入ったが、いまだ大正池周辺に入り込んだことがないのである。今回はチャンス到来。 |
田代橋が焼岳の入り口。高度約950m稼げは山頂である。 ここから「快速登山」モードに入れ、林道を快調に飛ばしてゆく。森の上に焼岳・・・。 |
ここが焼岳登山道入り口。 非常にワカリにくい。気づかずに走り過ぎ1km近く先まで行ってしまった。引き返してやっと発見。くそ〜っ、早くも大きなロスをしてしまった。 |
深い樹林帯の中をひたすら登ってゆくと、やっと視界の開ける所があった。 焼岳山頂付近が見える。今日は素晴らしい天気!快晴だ! いいぞ〜! |
途中、5〜6段のハシゴを越えて山腹を巻くようになると視界が開けて焼岳の稜線が見えるようになってきた。 峠沢沿いに登っているが、この沢は豪快にガレている。 |
いよいよ中尾峠が近づいてくる。 あの正面のゴツゴツした岩を抱いた丘を越えた向こうに峠がある。 |
10mほどの垂直のハシゴ。ナカナカの迫力である。 |
ハシゴを越え、さらに上部のクサリ場を通過すると中尾峠直下のササ原にでる。心地よい高原の風が吹いてきた。気持ちいい〜・・・。 |
焼岳小屋到着! 1:27:26でクリアー!最初に2km程の大きなロスがあったのでマアマアか・・・。腹減った〜・・・。ここで朝食を摂る。 |
さあっ、ピークハントに出発!焼岳展望台に向け登ってゆく。展望台を越え、下ったところのコルが中尾峠である。 |
展望台よりの焼岳。トレイルが美しい。アルペン的で素晴らしい山だ。 |
草つきのグリーン地帯を抜けると、上部は石と岩、そして火山特有のの砂礫の登りとなる。 |
ふりかえると穂高連峰の大パノラマが広がっていた。 |
頂上直下の岩峰を右に回りこむように登ってゆく。 |
まさに頂上直下に噴気口がある。 「シュウウ〜ッ!」と凄まじい音をたてて火山性ガスが噴出している。強烈なイオウのスメルが鼻をつく。焼岳は飛騨山脈では最も活動が激しい活火山である。登山道のスグそばなので迫力がある。とてもキケンだ・・・。 |
焼岳(2444m)山頂。日本100名山である。 ここは北峰。南峰(2455m)が最高点であるが登山禁止。ここがサミットということだ。 |
頂上には火口湖がある。正面左のピークが南峰。1915年、今から約100年前に大噴火し、梓川を堰きとめ「大正池」ができたのは有名である。 |
山頂より槍・穂高連峰を望む。眼下に上高地。素晴らしいパノラマが広がる。 ★画像をクリックすると3枚の画像がご覧いただけます★ |
山頂より笠ヶ岳方面を望む。眼下には平湯温泉、新穂高温泉。彼方には裏銀座の山並も確認することができる。 |
山頂を後にし、猛烈なスピードで登ってきた道を上高地に向け駆け下ってゆく。 途中、これから散策する「大正池」の深緑色に輝く面を見下ろすことが出来た。 |
田代橋に帰還。登山終了!ここからの穂高連峰の眺めも抜群だ。 素晴らしい天候のもと、短い山行であったが「焼岳」をピークハント、そしてその魅力を再確認することができた。 |
散策を開始、田代池へ向かう。田代池付近の湿原より穂高連峰を望む。こんなところがあったんだな〜・・・。 |
大正池湖畔に到着。 午前11時近く、早くも本日の最終到達地点についてしまった。 |
大正池湖畔からの穂高連峰。河童橋からとは一味違う・・・。 |
同じく大正池からの焼岳。湖面が深いグリーンに輝いている。いい山だった・・・。 |
大正池ホテル前。 今回の「快速登山」はここで終わり。ホテル前のバス停から松本に向けバスに乗車したのでありました。 穂高よ、また来るゼ・・・。 |
登山者の方に朗報です。 松本で便利なスーパー銭湯を見つけましたよ!湯の華温泉「瑞祥」松本館。上山田温泉の本館から源泉を直送しています。露天風呂をはじめジェットバス等いろいろあります。駅から歩いて10分足らず。もう浅間温泉までいかなくても良いかも。ここでゆったりお湯に浸かって帰ったのでありました。 |