走る 魂の社労士 ユキチの 快 速 登 山 ウルトラ・スーパークロスカントリー

2008 北アルプス 上高地〜前穂高岳(ピストン) 上高地〜焼岳(ピストン)

 今回のテーマは「穂岳を走る」

 04年。「快速登山」開始時に、上高地より穂高〜槍の3000mの稜線に挑んで以来、穂岳連峰に入っていなかった。当時はデジカメを持っておらず、撮りきりの簡易カメラで撮影を行ったのでHP上にも穂高の写真がない・・・。

 よ〜し、「穂高を走る」やってやるか!

 サロマ湖100kでは予想外の箇所を故障したので今回は様子見。そういう意味でも穂高の縦走は距離はなく、岩場中心なのでちょうど良い。

1日目上高地(河童橋)〜岳沢〜前穂高岳(3090m)〜奥穂高岳(3190m)〜涸沢岳(3103m)〜北穂高岳(3106m)〜涸沢〜パノラマコース〜徳沢
2日目徳沢〜上高地〜田代橋〜焼岳(2455m)〜田代橋〜大正池

 このような「快速登山」と「上高地散策」をミックスした素晴らしいプランが出来上がった。徳沢園にも泊まってみたかったし、大正池も行ったことがないので楽しみである。

 梅雨はまだ明けていなかったが、天気予報によるとこの土日は「梅雨の晴れ間」ドンピシャの可能性が大と報じていた。早速、夜行バスの手配を行ったのである。

 

■7月12日(土) 上高地〜岳沢〜前穂(3090m)〜岳沢〜上高地  徳沢へ散策

上高地〜前穂高岳(ピストン) Map

記 録

河童橋
[スタート]
⇒1:15:20⇒ 岳沢
1:15:20
休憩5:00 岳沢
1:20:20
⇒1:39:54⇒ 紀美子平
3:00:14
休憩8:00 紀美子平
3:08:14
⇒27:53⇒

前穂高岳
3:36:07
休憩13:50 前穂高岳
3:49:57
⇒26:11⇒ 紀美子平
4:16:08
⇒20:31⇒ 吊尾根経由:紀美子平
4:36:39
⇒2:13:27⇒ 岳沢
6:50:06

⇒1:24:05⇒ 河童橋
8:14:01
⇒⇒⇒ 徳沢まで散歩(泊)
[ゴール]

昭文社:山と高原地図 標準コースタイム:10:20:00  標準タイムの79%で完走


 
快速登山20080712_1 5時30分。2年ぶりに上高地バスターミナル到着した。

 穂高連峰は雲をまとっているが、雲に光が差し込み幻想的な雰囲気である。
快速登山20080712_2 梓川沿いを河童橋に向かう。光の反射が美しい・・・。 うお〜!マズ登攀する前穂高岳の山頂が雲間から出ている。天気はマアマアそうである。
快速登山20080712_3 河童橋から穂高連峰を望む・・・。奥穂高岳の山頂は雲の中・・・ 
快速登山20080712_4 この時間、河童橋には誰もいない。

 気合を入れてスタートを切った。橋を渡り「岳沢登山路」入り口へ向かい走り始める。
快速登山20080712_5 穂高・岳沢登山路入り口。

 岳沢ヒュッテは雪崩でやられ、「閉鎖」の表示がされていた。
快速登山20080712_6 始まった。岳沢ヒュッテ跡までの登山道の下部は、比較的なだらかで飛ばすことができる。
快速登山20080712_7 振り返ると、六百山(2450m)が見える。

  岳沢ヒュッテ跡の標高が2180mなので、高度を確認するには都合の良いピークである。
快速登山20080712_8 しばらくは、うっそうとした樹林帯の中を進む。

 明神岳側のつづら折の道を登ってゆく・・・。 
快速登山20080712_9 このように「道標」もしっかりついている。 
快速登山20080712_10 登山道の整備も素晴らしく、非常に登りやすい道が続く。
快速登山20080712_11 前明神沢のガレ場を横切ってさらに登ると、いよいよ岳沢のガレ場に出る。
快速登山20080712_12 ガレ場の左サイドの樹林の中を登る。この辺から次第に傾斜がきつくなってくる。

 ここの道標は「NO.6」と表示されているが、「NO.0」の地点が岳沢ヒュッテ跡である。
快速登山20080712_13 西穂高岳の斜面に光が当たる・・・。 
快速登山20080712_14 高度が上がるにつれ、だんだんアルプスらしい雰囲気が満ち満ちてくる・・・。
快速登山20080712_15 いよいよ岳沢が近づいてきた。
快速登山20080712_16 一度沢に下りて岳沢ヒュッテ跡にトラバースしてゆく。 
快速登山20080712_17 吊尾根下部の幽谷の沢から雪渓がつらなってきている。 
快速登山20080712_18 上高地がずいぶん下になった。 
快速登山20080712_19 上高地より1:15:20で岳沢に到達。マアマアか・・・。
快速登山20080712_20 雪崩で潰れた岳沢ヒュッテは跡形もなかった。

 大きな土塁が残るのみ。今年はすべての営業を停止し、復興の予定もいまだたっていない。素晴らしい登山道を守るためにも再建を祈りたい。
快速登山20080712_21 目指す前穂高岳の稜線上から光が差し込んだ。
快速登山20080712_22 岳沢ヒュッテ跡から上高地を俯瞰する。 
快速登山20080712_23 さあっ、岳沢を出発しいよいよ重太郎新道に突入である。

 岳沢から前穂高岳山頂まで高度約900mを突き上げる、非常に急峻な、そしてアルペン的な素晴らしいダイレクトルートである。 
快速登山20080712_24 マズはカモシカの立場まで、草付のジグザグの急登を飛ばしてゆく。
快速登山20080712_25 岳沢がもうあんなに下になった。 
快速登山20080712_26 右手には奥明神沢にべったり張り付いた雪渓が見える。

 やはりまだ7月上旬、雪の残り方が多い・・・。
快速登山20080712_27 草付の急坂の斜面にはダケカンバの森が広がっている。
快速登山20080712_28 ・・・と、 誰かが追いかけてくる。私に追いついてくる者は初めてだ。

 岳沢ヒュッテ跡であった若い青年であった。私が先行していたが追いついてきたのである。やるなっ、おぬし!ペースがあったので一緒に行くことにした。2人で行動するのは快速登山を開始してから初めてである。
快速登山20080712_29 かなりの長さを誇るハシゴ。ナカナカの迫力である。 
快速登山20080712_30 上から見るとこんな感じ・・・。岳沢をバックに高度感抜群! 
快速登山20080712_31 カモシカの立場に立つ。

 天狗のコル、西穂高岳方面はガスがかかっている。
快速登山20080712_32 カモシカの立場からさらに高みを目指す。急斜面に根をおろすダケカンバの森と扇沢下部の岩壁、コブ尾根の距離感が抜群の高度感を感じさせる。若者はしっかりついてくる。
快速登山20080712_33 ガケカンバの向こうに奥明神沢上部の雪渓。 
快速登山20080712_34 さらにハジゴのかかる急登を進んでゆく。

 高度をグングン稼ぐことができる。
快速登山20080712_35 ハイマツ帯を抜けると一気に展望が開ける。ここは雷鳥広場。奥穂高岳はスッカリ雲をかぶっているが、その南稜の岩壁から穂高岳の鋭利さが伝わってくる・・・。 
快速登山20080712_36 雷鳥広場から稜線まで最後の急登が始まる。まだまだ厳しい登りが続く。 
快速登山20080712_37 スラブ状の岩場の急登が連続する。高度感溢れるアルペン的な登りだ。緊張感もあるが、これがアルプス、気持ちいい・・・。 
快速登山20080712_38 迫力のある景観が豪快に展開する緊張感溢れる登りが続く。もうすぐ紀美子平である。 
快速登山20080712_39 紀美子平到達!3:00:14でこなした。 
快速登山20080712_40 紀美子平から前穂高岳への登り。豪快な岩稜を登攀する。穂高は岩の塊である。
快速登山20080712_41 前穂の登りより奥穂高岳方面を望む。残念ながら雲の中・・・。
快速登山20080712_42 頂上直下から岳沢を見下ろす。 
快速登山20080712_43 頂上に出た!お〜っ、サミットにまだ多くの雪が残っている。
快速登山20080712_44 前穂高岳(3090m)山頂。3:36:07で到達した。

 残念ながら雲の中である。
快速登山20080712_45 奥又白谷方面のガスが切れた。この先は前穂高岳の東壁、すっぱり切れ落ちている。眼下には徳沢付近を流れる梓川。高度差約1500mのすばらしい高度感。 
快速登山20080712_46 こちらは前穂高北尾根。手前から雲を抱く2峰、3峰。最後は8峰まで続く。 
快速登山20080712_47 山頂から再び岩稜下ると紀美子平が見えてきた。 
快速登山20080712_48 紀美子平からは明神岳1峰(2931m)、2峰が雲間に見えた。
快速登山20080712_49 さあっ、紀美子平を後にし、通称「吊尾根」を奥穂高岳へ向かう。
快速登山20080712_50 約5〜6分進むと・・・。

 「うおっ〜!こっ、これは・・・」。登山道が急峻な雪渓で寸断されている。
快速登山20080712_51 下部を覗き込むと・・・。これはもの凄い傾斜だ。スリップしたら奈落の底へ落ちてゆく。
快速登山20080712_52 上はどうだ・・・。

 うあっ〜・・・。これは相当上まで雪が着いている。高巻きするにしても危険きわまりない。 
快速登山20080712_53 雪渓の下部を調査に急斜面を下ってゆく。

 「オ〜イ!来てみろよ〜!」、若者を呼びよせる。彼も下ってきた・・・。
快速登山20080712_54 一緒に覗いてみた。左からももう一つの雪渓が合流し、見えないほど下まで続いてゆく。トラバースできそうなところはまったくない。 
快速登山20080712_55 残念ながらここまで・・・。

 スリップしたら確実に奈落に落ちてゆく。そしてスリップする確率はこの靴では100パーセント。死あるのみ!アイゼン、ピッケルなしに通過は不可能であった。高巻きは可能だが岩登りのリスクと多大な時間がかかる。この向こうに同じような雪渓があったら進退きわまる。
快速登山20080712_56 撤退である。ガスは突然切れ、雪渓の向こうに上高地が見えたのは「帰って来い」と山の神様が言っているようであった。

 ★画像にマウスを置くと画像が切り替わります。
快速登山20080712_57 紀美子平にもどり下山開始。

 紀美子平直下の一枚岩を長い鎖を使いながら下降してゆく。まさかまたここを下るとは思わなかった・・・。
快速登山20080712_58 下山中に先ほどの雪渓を確認してみた。

 「あれだ・・・」。やはり良かった。隠れてはいるが、向こう隣にさらに大きな雪渓がある。高巻きしなくて良かった。
快速登山20080712_59 雷鳥広場に帰還した。ガス間から明神岳の鋭鋒が見える。

 途中から一緒に行動してきた若者を紹介しよう。春先から上高地の某ホテルでアルバイトをしているK川君。8月いっぱい働くという。休日を利用して穂高にチャレンジしたそうだ。サッカーで鍛えたそうで持久力抜群。しかし、ユキチに追いついてくるとはナカナカやる・・・。
快速登山20080712_60 重太郎新道の下りは豪快。高度感抜群だ。
快速登山20080712_61 2505m、岳沢パノラマ地点付近に帰還。

 素晴らしい穂高の岩稜の山旅もこのへんで終了である。
快速登山20080712_62 南稜から滝沢に切れ落ちてくる大岩壁は凄い迫力である。
快速登山20080712_63 ここからは、のんびり花を撮影しながら下る。

 これは「コイワカガミ(小岩鏡)」。6〜7月に花をつける。
快速登山20080712_64 ハイマツ帯の中に「ハクサンイチゲ(白山一花)」
快速登山20080712_65 信州に多いので名がついた「シナノキンバイ(信濃金梅)」の黄色い花 
快速登山20080712_66 白い可憐な花「イワツメクサ(岩爪草)」。

 ★画像にマウスを置くと画像が切り替わります。
快速登山20080712_67 上高地が眼下にハッキリと見えてきた。霞沢岳(2646m)の堂々とした山容が素晴らしい。この山は近いうち必ず登るつもりだ。

 ★画像にマウスを置くと画像が切り替わります。
快速登山20080712_68 カモシカの立場接近。岳沢、上高地が良く見える。 
快速登山20080712_69 ふりかえればハイマツ帯の上に前穂高岳の岩稜。
快速登山20080712_70 K川クンと岳沢に帰還した。

 ここの雪渓も大きく残っているが、吊尾根にあんなに大きいのが架かっているとは・・・。やはり7月上旬は穂高にはピッケル、アイゼンは必修なのかも。
快速登山20080712_71 上高地に向け下降する。

 もう走って飛ばすことはなく、歩きで下ってゆく。
快速登山20080712_72 六百山が目の前に・・・。

 もう少しだ。
快速登山20080712_73 樹林帯の中を下ってゆくと、岳沢名物「天然クーラー」の横に出た。
快速登山20080712_74 風穴なのだ。穴の中を覗いてみると・・・。

 お〜っ・・・。穴の中にタップリ雪が残っている。
快速登山20080712_75 涼しい〜!これは気持ちいい!

 真夏なのに岩の間から冷気が吹き出し、汗をかいた身体にはメチャ気持ちよい。
快速登山20080712_76 岳沢登山道入り口に到達。

 林道に出て河童橋に向かっていると猿たちがたくさん出てきた。まったく逃げない。
快速登山20080712_77 河童橋付近に帰還。梓川の水辺に降りてみる。奥穂高岳には相変わらず雲がかかっていた。
快速登山20080712_78 河童橋に帰還。

 うわ〜っ、観光客でいっぱいだ・・・。
快速登山20080712_79 ホテル白樺荘前のテラスもいっぱいの人・・・。 
快速登山20080712_80 河童橋の上もこのとおり・・・。

 この時間(午後2時頃)に河童橋にいたことがなかったが、やはり上高地は凄い人気の観光地なのだ。再認識した。
快速登山20080712_81 橋を渡り、五千尺ホテル前も大変な賑わいようである。
快速登山20080712_82 ホテル前のテーブルでK川君と乾杯!ビールをご馳走してあげた。う〜ん、うまし!

 聞けばK川クンは我が息子とほとんど同じ年だった。親父と息子で登ったという感じか・・・。う〜む、なんとも変な感じ。アルバイト中にどうやら彼女もできた模様。これからTOPシーズンで忙しいが、8月まで楽しく働いてくれい!
快速登山20080712_83 河童橋5千尺ホテル前のベンチで、結局ビール2リットルを飲んでしまった。すっかりいい気持ちである。

 本日の宿は「徳沢園」。歩くと2時間かかる。もう酔っ払っていて当然は走れない。もうゆっくり散歩だ。小梨平の中を流れる清流沿いに歩いてゆく・・・。
快速登山20080712_84 清水橋を通過・・・。 
快速登山20080712_85 小川には物凄く透明で清らかな清流が流れている。イワナが生息できるわけだ。 
快速登山20080712_86 左手には明神岳が覆いかぶさるように聳えている。今日はあの遥か上まで行ってきたワケだ。 
快速登山20080712_87 気持ちよい梓川街道の林道を奥地に向かう。

 この時間になるとこの方面は人もまばらである。いつもは走っているので時間の経過がゆったりとして落ち着ける。
快速登山20080712_88 明神岳の下部の鋭鋒が光を浴びている。 
快速登山20080712_89 前方の見通しが効きだしてきた・・・。

 梓川の支流が左手に流れ出す。
快速登山20080712_90 すると程なく明神に到達。明神館が見えてきた。
快速登山20080712_91 明神館前に到着。

 ここは穂高神社奥宮の参道入り口にもあたる。2年前に徳本峠越えをした時、宿泊したことがある。
快速登山20080712_92 あと徳沢まで3.4Kか・・・。歩くと遠いなあ〜・・・。 
快速登山20080712_93 人はまったくいなくなった。

 静寂の森の中をゆ〜くりとひとり歩いてゆく。こういうのもナカナカいい・・・。
快速登山20080712_94 上高地方面ををふりかえると、梓川の清流が逆光に輝いていた。
快速登山20080712_95 前方の視界が開け蝶ヶ岳、常念岳が青空の下に現れた。徳沢は正面の森の中である。もう少しだ・・・。

 ★画像にマウスを置くと画像が切り替わります。
快速登山20080712_96 いよいよ徳沢へ通じる森の中へ入ってゆく。 
快速登山20080712_97 氷壁の宿「徳沢園」。遂に道標が出た。 
快速登山20080712_98 徳沢到着!昭和初期までは牧草地であった。今は草原となりキャンプ場になっている。
快速登山20080712_99 もう午後5時ちかい。

 夕食時の一日の終わりを向かえ、キャンプサイトには穏やかで和やかなムードが漂っている。
快速登山20080712_100 氷壁の宿「徳沢園」。

 井上靖の小説「氷壁」の舞台となった宿である。
快速登山20080712_101 ここにはいつか泊まってみたかったのである。

 本来であれば今日は、前穂、奥穂、北穂と穂高連峰を走り、涸沢から下山してくる予定であった。が、ナント、上高地から酔っ払いながら来てしまった。
快速登山20080712_102 お〜っ・・・、館内はさすがの造りである。

 エントランスの受付からしてこんな感じ・・・。豪華な、豪華な山小屋である。
快速登山20080712_103 階段もシャトー風でカッコイイ・・・。 
快速登山20080712_104 ベランダもいいね〜・・・。

 ベランダからキャンプ場を望む。
快速登山20080712_105 ベランダから山を眺めるのもいいね〜・・・。
快速登山20080712_106 個室などは必要ないので相部屋に宿泊した。

 ホホ〜ッ、ここか・・・。大変きれいなで清潔な室内だ。
快速登山20080712_107 6番の下のブースを与えてもらった。雑魚寝ではなく、ひとりワン・ボックスの寝床なのでホッとする。よく寝られそうだ!
快速登山20080712_108 荷物を置いて、早速、お風呂に行く。

 「信濃白炭の湯」と書かれている。ほほっ〜・・・。これは山小屋としてはナカナカのお風呂だ。
快速登山20080712_109 信州・安曇野の天然の広葉樹(コナラ・クヌギ)を焼き上げた希少な炭を浴槽内に使用している。

 天然の入浴剤を使用した素晴らしいお風呂であった。
快速登山20080712_110 窓を全開すれば明神から前穂高岳の山並みが・・・。

 露天風呂感覚でゆったり入ることができ、疲れを癒すことができた。
快速登山20080712_111 食事の時間となり、宿泊者全員が食堂へ・・・。
快速登山20080712_112 大きな薪ストーブがある快適な食堂であった。
快速登山20080712_113 ステーキが出た。イワナの塩焼きもついている。

 山小屋としてはかなりハイレバルなメニュー。いつものように御飯大盛3杯、しっかり食べさせていただいた。個室に宿泊されている方には、もう一品サブメインディッシュが出ていた。
快速登山20080712_114 さっ、外にでてもう一杯ビール!

 ラッキーなことにクラッシック・ラガーが売っていた。この苦さは最高。
快速登山20080712_115 乾杯!〜

 雪渓に阻まれ、予定の行動は取れなかったが、たまにはこういうスローな山旅もいいもんだ。徳沢園に泊まることもできたし・・・。
快速登山20080712_116 明神岳〜前穂高岳が夕日を浴びている。徳沢のキャンプ場は静かに暮れてゆく・・・。

この続きはこちらです↓
     【7月13日(日)

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