快速登山 常念山脈VOL.4

横通岳の大トラバースが終わると東天井岳(2814m)への登りとなる。このあたりからハイマツの大群落。広大なハイマツ帯の中を進んでゆく。風雨が強くなり、体が冷えてど~にもしんどい・・・。低体温症になったらヤバイ・・・。ちょっと危険なくらい寒い。この時点でフリースを雨具の中に着るべくだったが濡らすのもイヤだし、大天荘(大天井岳直下の山小屋)も近いのでそのまま突き進む。東天井岳への登り。分岐を通過し、いよいよ大天井岳接近。冷え切った身体をなんとかもたせながら、風雨の稜線を前進。大天井岳(2922m)山頂。山頂に到達する前、大天荘に駆け込むように入り、食堂で暖かいトン汁定食を食った。もう寒くて震えが止まらず、もう一歩で低体温症の恐れ。大休止して体を温め、なんとか回復。ここでと泊まってはしょうがないので、予定通り表銀座から燕岳の燕山荘を目指す。大天井山頂はせっかくなので根性で登頂。なので証明写真は「手」のみ撮影。相変わらず表銀座尾根も容赦なく風雨が吹き付ける。まさに「修行」。やはり寒い。早く燕山荘に逃げ込みたい一心で大下りを越えた。あとは平坦な稜線を進むのみ。走りを入れて体を温めながら表銀座尾根を突き進む・・・。稜線上に突き出た名勝:蛙(げいろ)岩。V字に割れた巨岩の間を通過してゆく。ここを通過すれば燕山荘は近い。燕山荘キャンプ場。実はランニング仲間のお二人が野営をしてユキチの到着を待っていてくれたのだ。これから宴会かと思われたが・・・。燕山荘に泊まろうとしたところメチャ混雑。一畳に二人雑魚寝という状態だったので下の中房温泉まで下りてしまうことに。濡れているし、温泉に入って体を温めよう!ってことでお二人さん、すいません!またっ!合戦尾根を1時間45分で駆け下り、高度約1200mを一気に下降し中房温泉登山口に到着。しゃくなげ荘をスタートして実に15時間35分。衰えたユキチにとっては相当ハードで過酷な「修行」となった。もうヘロヘロで笑顔なし(笑)八ヶ岳のブログランキングに参加しています。下のマークをクリックすると得点が入ります。ご覧になりましたら是非ポチッとお願いします。応援よろしく!
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