18日土曜日、東京から4時間半の南会津町で開催された「伊南川100kウルトラ遠足」に出場してきた。スタート時刻の気温は1℃、いや~寒かった・・・。
午前5時、真っ暗闇の寒空の中、総勢351名が地元の小学校をスタートした。
コースは南会津町伊南地区の古町をスタートして352号線を伊南川沿いに尾瀬に向かい、尾瀬の登山口である標高1700mの沼山峠まで延々と登り、高度1150mを稼ぐ。そして折り返して古町まで戻ってくる厳しいコース。マズは桧枝岐村を目指すのだ。
寒いケドそのかわりご褒美がある。紅葉だ!
伊南川の溪谷は美しい紅葉に彩られていた・・・。
美しい滝も眺められる・・・。
各エイドも地元の暖かさ満載。このエイドはおっかさん方が総出で果物、野菜などを出してくれていた。特にこの地方名産のトマトはうまかったな~~・・・。
豪雪地帯なので、数々のスノーシェードをくぐり抜けながら進む。このレースならではの味だ。あと約2か月後の年末には早くも根雪になるそうだ。30Kすぎからはこのレースのハイライト、紅葉のトレイルに突入!沼山峠まで5.6kで高度550mかせぐ急登だ。
真っ黄色の紅葉トンネルの中をひたすら登る・・・。
標高1700mの沼山峠へ到着。初めて来たが展望がなかったのは残念。ここから尾瀬沼までは下りオンリーで40分の歩けばつく。尾瀬に入るにはもっとも楽な入口だ。
でもご褒美はちゃんとあった(喜)。峠から御池への下りロードからは尾瀬の主峰:燧ケ岳(2356m)が綺麗に見えたのである。
燧ケ岳は柴安嵓(2356m)と俎嵓(2346)の2つのピークがあるが、この方角から見えるあの手前のピークは俎嵓だろう。奥が柴安嵓。
御池からの下りロードの紅葉も最高だった。
下りに下り、30kで通過してトレイルに入った七入まで下ってきた。53k地点である。それにしても50kの通過が7時間近くもかかり、予想以上にしんどいコースだと実感。制限時間が16時間な理由がわかった。(つづく)
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私は伊南川100kmを第1回と2回に出場しました。1回目は14時間33分、2回目は14時間11分でした。その後野辺山100kmにも出場しましたが制限時間が短いせいか野辺山のほうがかなりキツク感じますね。