CP1から約1kロードを進むと遂に雁坂峠への入口。ここが非常にわかりにくく通過してしまいそうだったが、スタッフの方がいて誘導してくれた。この大会はジャーニー・ランということで、自ら地図を持ちルートを確認しながら進むレース。誘導してくれるスタッフの配置は原則ない。ちなみに距離表示もない。
雁坂トンネルの甲州側の入口を左下に見つつ、舗装された林道を進む。
傾斜のきつい林道を約2kほど走るといよいよ登山道、いや今流にいえばトレイルが始まる。ここから約14kはトレイルだ。
最初は沢沿いに登り、こんな楽しいところもある(笑)。
沢沿いのトレイルを抜けるとあとはつづら折りの急登り。峠まで延々と続く・・・。
森林を抜けると笹原の急登となり峠直下。もう少しだ!
遂に到着!日本三大峠の一つ雁坂峠(2082m)。甲府駅北口から実に高度1807mを稼いでの到達である。古くは武田信玄の軍事道路、江戸時代には秩父往還としてかなりの交通量があったという峠だ。
峠は笹原で甲州方面、秩父方面ともに展望が良いそうだが、今日は甲州方面のみ。あの奥から延々と登ってきたわけだ。富士が見えないのは残念。「雁坂峠越え」と冠するこのレース、歴史ロマンを満喫できる素晴らしい大会であることを峠で実感した。
峠から下ること5分、雁坂峠小屋が見えてきた。
雁坂峠小屋:CP2に12時5分着。スタートから距離42k、標高差1807mのロード&トレイルを6:35:13で到達。予定より5分遅れ、ここまでは順調であった。(つづく)
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