走る 魂の社労士 ユキチの 快 速 登 山 ウルトラ・スーパークロスカントリー2008 北アルプス
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蓮華温泉ロッジ [スタート] |
⇒1:11:35⇒ | 天狗ノ庭 1:11:35 |
休憩10:31 | 天狗ノ庭 1:22:06 |
⇒41:25⇒ | 白馬大池 2:03:31 |
休憩19:01 | 白馬大池 2:22:32 |
⇒1:00:41⇒ |
⇒ | 小蓮華山 3:23:13 |
⇒29:18⇒ | 三国境 3:52:31 |
⇒28:00⇒ | 白馬岳 4:20:31 |
⇒21:15⇒ | 白馬岳頂上宿舎 4:41:46 |
休憩11:20 | 白馬岳頂上宿舎 4:53:06 |
⇒42:43⇒ |
⇒ | 杓子岳分岐 5:35:49 |
⇒40:50⇒ | 白馬鑓ヶ岳 6:16:39 |
⇒33:22⇒ | 天狗山荘 6:50:01 |
休憩15:00 | 天狗山荘 7:05:01 |
⇒1:03:03⇒ | 不帰最低コル 8:08:04 |
⇒1:46:00⇒ |
⇒ | 唐松岳 9:54:04 |
休憩3:00 | 唐松岳 9:57:04 |
⇒10:25⇒ | 唐松岳山荘 10:07:29 |
休憩9:19 | 唐松岳山荘 10:16:48 |
⇒57:06⇒ | 第3ケルン 11:13:54 |
⇒25:23⇒ |
⇒ | 八方山荘 11:39:17[ゴール] |
朝3時15分起床。 |
今日もロングトレイルである。 |
右手に昨日終盤、あまりの長さに苦しんだ五輪山(2261m)からの尾根が見える。 |
明るくなった頃、目の前に雪倉岳がど〜んと現れた。 |
天狗の庭に到達。 |
ここは展望の開けるところ。ちょうど山に朝日が当たりだしたところであった。 |
小蓮華山から雪倉岳の稜線に朝日が差し込んだ。 |
今日1番で登る小蓮華山(2769m)に朝日が当たっている。 |
昨日は全容を見せてくれなかった雪倉岳(2611m)も、朝日に赤く染まり鎮座している。 |
天狗の庭から上は、ガケカンバの森などを抜けてゆくアルプスらしい快適な登り。 |
快調に飛ばして登ると、小蓮華山へ続く雷鳥坂と白馬大池が見えてきた。 |
白馬大池のテントサイト。 |
雪渓から流れ出た水が湖に注ぎ込み、透明感溢れる水を湛える白馬大池。美しい池だ・・・。 |
標高2379mにある北アルプスで2番目に大きい池。火山活動により堰き止められてできた火山性の湖である。魚類はいないが、クロサンショウウオが多数生息しているという。 |
湖畔には赤い色がとても印象的な白馬大池山荘がある。 |
蓮華温泉から2:03:31で到達。疲れているワリにはマズマズの入りか・・・。 |
ここで大休止、朝食とした。 |
白馬大池を出発し、小蓮華山を目指す。 |
ハイマツ帯の中を登ってゆく。 |
白馬大池をふりかえる。 |
船越の頭を越え、後はなだらかな尾根を登ってゆく。 |
尾根に出ると白馬岳、後立山連峰がクリアーに見える。今日の最終目的地の唐松岳、そして下山する八方尾根もはっきり見える。 |
小蓮華山頂上直下の登り。 |
小蓮華山(2769m)山頂到達。 |
山頂より雪倉岳、朝日岳を望む。日本海の上に非常に美しいスカイラインが出ている。 |
白馬大池の彼方には、雨飾山(1963m)左のとんがったピーク、火打山(2462m)右のとんがったピーク、そして右奥に妙高が見える。 |
三国境への下りより白馬三山を望む。 |
大迫力の白馬岳 |
白馬岳までの快適な尾根を進む。 |
あの斜面をトラバース気味に登ると三国境だ。左端にサミットも見える。 |
三国境に到達。大〜きくループして約22時間ぶりに戻ってきた。ここから白馬岳頂上宿舎までは昨日通過してきたルートである。 |
三国境より鉢ヶ岳、雪倉岳、朝日岳を望む。スカイライン・シリーズ第2弾である。 |
登りきり、頂上の肩に出た。すぐそこが山頂である。 |
旭岳の頭上にも美しいスカイライン。 |
白馬岳(2932m)山頂。本登山で2回目の登頂である。蓮華温泉より4:20:31も要してしまった。タイムはまったく伸びず苦しい展開ではある。 |
頂上にはこのような立派な展望指示盤が設置されている。 |
今日はスカイラインが素晴らしいので、バックにスカイラインを入れて撮ってもらった。 |
今日はコンディションが良く雲もない。剣も昨日よりクリアーに見える。3日前デジカメが壊れ行動を断念した剣御前小屋も見える。本当はあそこから剣沢を下りここに到達するハズであった。 |
白馬三山方面には鹿島槍ヶ岳の双耳峰が鮮やかに見える。遠方には槍・穂高連峰まで見通すことができる。 |
山頂の脇にはイワギキョウが風に揺れていた。さすが白馬・・・。 |
山頂を離れ、白馬岳頂上宿舎へと下る。休憩と水の補給を行うのだ。 |
雪渓から十分に水を補給。菓子パンを胃袋に放り込み元気を回復し出発する。 |
小屋の裏はテントサイトになっている。テン場の上の尾根を進んでゆく。 |
マズは手前のピーク杓子岳(2812m)を目指す。奥のピークが白馬鑓(ヤリ)ヶ岳(2903m)である。白馬岳とあわせて白馬三山と呼ばれている。 |
ふりかえれば白馬岳の雄姿。 |
杓子岳への最低鞍部まで駆け下って行く。 |
最低鞍部より大雪渓を見下ろす。今、午前9時スギ。多くの登山者が取り付いている。 |
杓子岳への登り返し。 |
時間がないので杓子岳のピークハントは諦めた。 |
トラバースを終えると、今度は鑓ヶ岳への登りが立ちふさがる。 |
鑓ヶ岳への登りより杓子岳をふりかえる。トラバースのトレイルラインが印象的だ。 |
山頂への肩にでた。山頂はもうスグだ。 |
白馬鑓ヶ岳(2903m)山頂到達。 |
山頂から白馬岳方面、踏み越えてきたルートを俯瞰する。 |
早々に山頂を後にし砂礫のトレイルを駆け下る。 |
山頂をふりかえる。なんとこちら側は砂の山だ・・・。 |
駆け下っていくとガスが上がり、天狗山荘へと続く尾根が見えてきた。 |
最低鞍部に鑓温泉と天狗方面との分岐がある。ここから観る鑓ヶ岳はナカナカ圧巻である。 |
天狗山荘が見えてきた。ここから天狗尾根が南に伸びている。 |
ここはゴールまでの最後の水場。小屋の前にある。 |
空には紺碧の空が広がる。 |
天狗尾根を飛ばす。正面奥に昨年登った五竜岳(2814m)。さらにその奥に鹿島槍ヶ岳(2889m)が近づいてきた。目指す唐松岳(2696m)は左端のピークである。 |
飛ばせ!飛ばせ! |
おおっ!やっと天狗の大下りの始まる小ピークが見えてきた。 |
コレが天狗の大下り。最低コルまで高度約300mの急降下である。左手前のピークが不帰嶮1峰。そこから右奥に2峰(北峰)、2峰(南峰)、3峰。3峰の左奥に唐松岳。 |
強烈にガレている急斜面なので撮影はやめ下る。最低コルから大下りをふりかえる。迫力あるガレた危ない急斜面、落石には十分注意したい。 |
最低コルから不帰沢を覗いてみた。まさに人を寄せつけない幽谷の谷が広がっていた・・・。 |
不帰嶮1峰より天狗の大下りをふりかえる。いや〜凄い下りだ・・・。 |
そして最大の難所はこの不帰嶮2峰(北峰)への登攀。高度約200mの岩場の登攀である。サンジャイン60をよじ登る感じ、と表現すると分かりやすいかもしれない。 |
不帰嶮2峰全容。左が北峰、右が南峰(2614m)である。 |
不帰嶮2峰取り付き。最後の気力をふり絞り登攀開始。 |
クサリ、ハシゴの難所の連続。風が無くメチャ暑い。完全にバテテ、岩にしがみつきながら立ち止まり、ハアハア、ゼイゼイと呼吸を整えながらノロノロと登る。 |
北峰直下のクサリ場を越えたところから1峰をふりかえる。 |
北峰山頂から南峰を望む。難所は越えた・・・。 |
南峰に到達するも3峰が立ちふさがる。 |
鞍部への下りでガスが上がり3峰の左に唐松岳のサミットが現れた。3峰を越えれば遂に山頂だ! |
3峰を越え、唐松岳の頂上直下へ出た!この登山最後の登りだ! |
唐松岳(2696m)山頂。 |
やった!初志貫徹!苦しかっただけに感無量・・・。 |
不帰嶮方面は雲に覆われている。 |
山頂から唐松岳頂上山荘が見える。あとはガスで何も見えない。 |
時間がないので早々に山頂を後にし下山開始。唐松岳頂上山荘とテントサイトがクリアーに見えてきた。いい雰囲気の山小屋である。 |
山荘前にて・・・。 |
気力回復。あとは八方尾根を白馬に下山するのみ。 |
ここが八方尾根への入り口だ。 |
ガスの中、猛烈なスピードで駆け下るとあっという間に「丸山ケルン」到達。 |
さらに下るとガスが切れてきて、去年駆け下った五竜岳からの遠見尾根、白馬五竜スキー場、飯森の町が見えてきた。下部は晴れているのだ。 |
尾根を左に大きく回りこむと八方池が見えてきた。あそこに第3ケルンがある。 |
八方池接近。ここは始めてである。右の丘の上に見えるのが第3ケルンだろう・・・。 |
第3ケルン到達。唐松山荘から57:06で来た。 |
下ってきた尾根をふりかえる。 |
八方池周辺は小公園のようになっている。 |
さらに下ると八方ケルンがあった。 |
八方ケルンの下に第2ケルンがある。この下の登山道は一般ハイカー用に非常に良く整備されている。 |
さらに左に回りながら下ると、遂に白馬の町が見えてきた。 |
ああっ・・・、見えてきた。本日のゴール地点、八方池山荘とグラードクワッドの駅が・・・。 |
ゴ〜〜ル! |
あとはリフトとゴンドラに乗るだけ。 |
白馬の町に向かってリフトが降りてゆく。なんて乗り物って、楽ちんなんだ〜! |
つぎはゴンドラ。アダムとイブ。 |
白馬の町がグングン近づいてくる。 |
下山後、温泉にGO! |
いや〜、ナカナカ良い温泉でした。お肌ツルツル。ゆ〜くり温泉に浸かり、白馬駅から帰京の途についたのでありました。 |
快速登山、最後までご覧くださいましてありがとうございました。 |