走る 魂の社労士 ユキチの 快 速 登 山 ウルトラ・スーパークロスカントリー2006 北アルプス 上高地〜徳本峠〜明神〜徳沢
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新島々駅 | ==> (25:27) |
25:27 島々宿 |
==> (57:31) |
1:22:58 二俣 |
==> (1:40:25) |
3:03:23 岩魚留小屋 |
==> (2:06:37) |
5:10:00 徳本峠 |
==> (57:30) |
6:07:30 ジャンクションピーク |
==> (42:45) |
6:50:15 徳本峠 |
==> (59:00) |
7:49:15 明神 |
新島々駅。立川発0:28発ムーンライトに乗車すると5:08ここに着く。今日はここから走る。 |
気温19℃。すがすがしくロードを走ってゆく。 |
約5K、25分ほどで徳本峠入り口に着く。上高地まで20Kである。よく見ると「登山道通行止」と大きく書いてある。気合が入っていて全然気がつかなかった。 |
右手には島々谷川の清流が流れる。さあ、いくぞ! |
こんな林道をひたすら走って深部へ入ってゆく。上高地へのクラッシックルート。初めてのチャレンジに気持ちが高ぶる。 |
こんな砂防ダムもある。ほんと怖いくらい誰一人いない。この自然を独り占めだ! |
さらに林道を進む。 |
うわ〜!何じゃこりゃ〜。林道がバッサリ切れている。山から土砂が崩れ落ちそのまま持っていかれたようだ。後から気づくのだが通行止表示が出てるワケだ。高巻きして何とか通過する |
1:22:58で二俣到着。ここで林道は終わり。ここから登山道となる。よーく見るとここにも「登山道通行止」と書いてある。これにも気づかなかった。 |
ガガ〜ン!「通行止」 橋が落ちてる・・・。 |
河原へ降りて確認してみる。あ〜・・。完璧に壊れてる。仕方がないので、上流へと歩き浅いところを渡渉する。ずげ〜流れだ!つっつめて〜!苦難の山行の始まりであった。 |
何もなければこんなに素晴らしい登山道。木漏れ日が溢れる。 |
今年はやはり雨が多かったのだろう。すっかり橋になってない。 |
気持ちいい〜。最高の森林浴! |
離れ岩付近の橋は無事だった。 |
うあ〜・・・。ここはひどかった。沢からの土砂で根こそぎ20M渡って登山道が切断されていた。しかも川まで10M近く垂直に切れている。落ちたらOUTだ。かなりの高巻きを行い突破!時間がかかる。 |
ここも見事に破壊されている。 |
途中で落ちた橋。 |
捻じ曲がった橋。 |
岩魚留小屋到着。しまっている。ここで始めてきずいた。このルートは使われていないと・・・。 |
いや〜、アドベンチャー登山になってしまった。川を渡るたびに橋が無い場合ルートが消えていて、ルートに戻るのに大変だった。野生の感でなんとか突破。でも時間がかかりすぎ・・・。 |
さらに、ヤブ漕ぎが襲い掛かる。未使用のため上部は完全なヤブ状態。しかもトゲトゲの植物。こっちはジョギパン最低〜。足にトゲで引っかかれながらのヤブ漕ぎ。地獄だった。 |
苦節5:10:00徳本峠到達!ヤッタ!苦しかっただけに穂高の姿を見たときは感動した。ここが徳本か・・・。 |
キャンプサイトもある |
一味違う穂高連峰!美しい! |
予定通り、霞沢岳を目ざし出発。しかしかなり疲労感が強い。途中のジャンクションピークで引き返すことに・・・。 |
ジャンクションピーク付近から信州側を望む。 |
ジャンクションよりの下りからの明神岳 |
奥穂高岳 真正面だ! |
鋭角な明神岳と奥穂高岳、眼下には梓川がみえる。 |
徳本峠小屋の親父に驚かれた!「あんたホント登ってきたんけ〜?」 聞けば21箇所の崩壊があるらしい。通行止めにきずかず行ったが、知らないのは強いな〜。 |
徳本峠小屋は、本当の山小屋のたたずまいだ。 |
さあっ、上高地側へ降りるぞ〜。快適な登山道が続く。 |
どんどん下る。明神岳が、梓川が近づいてくる。。 |
梓川街道までもう少し。ラストスパート。 |
分岐到達。 |
本日の宿、明神館。7:49:15での到達。明神岳が頭上にそびえる。 |
ご褒美のビール!うめ〜! |
早く着きすぎたので、上高地まで散歩に出かける。ビールも上高地まで行けば定価で買えるのだ!ヒヒヒ・・・。上高地でたらふく飲も〜と。ここは明神池のある穂高神社。観光客でいっぱいだ。 |
明神橋。絵になる橋だ。ここを渡ると穂高神社、嘉門次小屋、山のひだやがある。 |
明神橋のたもとで、アイシング。梓川の水は冷たく、10秒と浸けていられない。気持ちい〜。 |
上高地遊歩道より、池の向こうに六百山。 |
こんな遊歩道があるんだな〜。驚いた。 |
清冽な水が湧き出す川、湖沼がいっぱいある。岩魚が生息できるわけだ。 |
残照の小梨平 |
■8月6日(日) 明神〜徳沢〜長塀山〜蝶〜常念〜アンビエント安曇野
2日目
記 録
明神館 | ==> (24:35) |
24:35 徳沢 |
==> (2:06:57) |
2:31:32 長塀山 |
==> (29:32) |
30104 蝶カ岳 |
==> (3:16:18) |
6:17:22 常念岳 |
==> (45:09) |
7:02:31 常念小屋 |
==> (1:50:06) |
8:52:37 ヒエ平 |
==> (42:00) |
9:32:37 アンビエント安曇野 |
2日目 明神岳に朝日が当たる。 |
梓川街道を徳沢へ向けて走る。 |
徳沢手前、快調である。 |
徳沢。24:35で到達。ここは昔は牧場だったそうだ。実に気持ちのよいキャンプ場である。 |
明神館の弁当。さすがだ。山小屋ではないので内容抜群。ソーセージも鮭もはいってる。 |
ここで朝食。前の建物は、井上靖「氷壁の宿」で有名な徳沢園。 |
水はこの最新式井戸?から汲み取る。右手のレバーを引くと水が出る仕組みだ。 |
前穂高岳東壁と徳沢キャンプ場。アルペン的でしょ! |
出発前の準備運動中。 |
今日はここから長塀尾根を経由して一気に蝶ケ岳、常念岳を越え安曇野へ下るのだ。 |
長塀尾根はひつっこい登りが続く。こんな登りが延々と続く。 |
やっと森林限界が近くなってきた。乗鞍岳が顔を出す。 |
長塀山到着。徳沢から2:31:32.標準より2時間早く到達した。頂上にいた登山者に驚愕された。ついでに写真を撮ってもらった。 |
ここからは気持ちのよいトレイル。こんな湿原や、池がある。高山植物も沢山ある。 |
有名な「妖精の池」 濁っていてOUT |
遂に森林限界を超え稜線へ出る。目前に常念岳が現れる。今日はあそこ越えてゆくのだ。 |
穂高連峰も出た!最高の天候!スゴイ展望だ。 |
蝶ケ岳ヒュッテが見えてきた。その向こうに常念岳。 |
蝶ケ岳(2677M)山頂 まさに穂高連峰の展望台である |
槍ケ岳の展望も抜群。 |
ヒュッテと常念岳 どっしりした山容はさすが百名山! |
槍(3180M)と槍沢全景 深くて長い沢だ。 |
前穂(3090M) 奥穂(3190M) 北穂(3106M)全景 涸沢よりザンテングラ−ド、北穂南稜ルートもはっきり見える。 |
北穂高と大キレット 迫力満点 |
穂高連峰をバックに稜線を走る。これが快速登山の醍醐味! |
蝶槍からの常念岳 |
同じアングルより望遠で・・・ |
蝶槍から槍。高度感バッチリ! |
南斜面には、高山植物の花が咲き乱れる。 |
池糖も点在する。 |
蝶槍(2664M)を振り返る。 |
お花畑と常念岳 |
いよいよ接近。 |
アルプスらしい森を数々通過してゆく。 |
常念岳への最低鞍部はもう近いはずだ・・・。 |
ピラミッドピーク到達。これを下れば最低鞍部。 |
ピラミッドピークより穂高方面を振り返る。 |
最低鞍部までの急坂。あの下から一気に登って行くのだ。この後の登りでは、かなりバテテて写真は撮れなかった。 |
常念岳山頂(2857M) やっとの思いで登りきる。どうやら腹が減っていたらしい。 |
飯を食ったらよみがえった。おれはやっぱり野人だ・・・。とりあえず登頂万歳だ!常念は実は初登頂!明神館より7:02:31での到達。ずいぶん時間がかかった。 |
山頂より大天井岳(2929M) 横通岳(2767M)を望む |
安曇野方面 前常念(2662M)の先に安曇野が見える。これから一気に下ってゆくのだ。 |
山頂より槍ケ岳 |
常念小屋までの下り。スゴイ高度感! |
常念小屋からかえりみた常念岳。 |
常念小屋前にて。ここは槍が本当によく見える山小屋だ。 |
さあっ、下山開始。一の沢を下る。約6キロのトレイルである。 |
ガンガン下ると沢が見えてきた。 |
この辺にも雪渓があるのは驚きである。登山道は良く整備されている。快調に下る。 |
いよいよ沢に降りる。こんな立派な階段も設置されている。 |
後は沢沿いにひたすら下って行く。 |
うんざりしてきた頃、登山道の最終点ヒエ平に着いた。結構長く感じる下りだった。ここまで8:52:37. |
ここからは車道のランに変わる。約8キロ先のホテルまで走るのだ。猛然と走り出す。数々の登山者を追い抜かすたび歓声が上がる。 |
今回の山行を象徴するかのような光景である。一般道ですら崩壊していた。どうりで登山者が歩いていたわけだ。これではタクシーが入れない。 |
ホテルアンビエント安曇野に到着。明神館より9:32:37であった。ここはひそかに探しておいたホテルだ。ここで温泉に入り、無料の送迎バスで穂高駅まで運んでもらう作戦である。へへへ・・・。 |
ゆっくり温泉につかりスッキリ!露天風呂もありなかなか良かった。もうビール2リットル飲んでいい気持ちである。トロー〜ン |
送迎バスに乗り穂高駅に到着。駅のホームより常念岳を振り返る。やや雲をかぶっているがハッキリ見える。あそこを越えて来たんだな〜・・・。 |
お疲れ様でした。ヒュ〜・・・。 終わり |