走る 魂の社労士 ユキチの 快 速 登 山 ウルトラ・スーパークロスカントリー

2005 北アルプス 上高地〜槍沢経由〜槍〜裏銀座
            〜烏帽子小屋〜ブナ立て尾根経由〜大町温泉郷

■8月13日(土) 上高地〜槍沢経由〜槍〜西鎌尾根〜双六・三俣〜三俣山荘

1日目


記 録

河童橋 ==>
(19:45)
19:45
明神
==>
(19:58)
39:43
徳沢
==>
(23:50)
1:03:33
横尾
==>
(30:47)
1:34:20
一の俣
 
==>
(17:28)
1:51:48
槍沢ロッジ
==>
(57:10)
2:48:58
天狗原
==>
(50:08)
3:39:06
殺生ヒュッテ
==>
(27:34)
4:06:40
槍ヶ岳山荘
 
==>
(35:48)
4:42:28
千丈沢乗越
==>
(1:53:06)
6:35:34
双六小屋
==>
(1:24:06)
7:59:40
双六岳
==>
(56:07)
8:55:47
三俣蓮華岳
 
==>
(18:57)
9:14:44
三俣山荘

 

新宿発23:00の夜行バスに乗ると、朝6:00に上高地へ着く。あいにく天候はいまいち。河童橋では穂高連峰はガスで覆われていた。
通称、梓川街道。左に梓川を見ながら奥地へ入ってゆく。気持ちの良い林道である。ジョグには最適。
横尾到着。上高地より11Kの地点。涸沢と槍方面への分岐点である。1:03:33で到着。ここで林道は終了。登山道へと変わる。
一の俣出合。一の俣沢は常念岳を起点した急流である。木がなぎ倒されている。
槍沢本流。二ノ俣手前。すごい水量である。
槍沢ロッジを超え、槍沢キャンプ場到着。ここから先はU字谷と呼ばれる谷になる。まわりを垂直の壁が取り囲む谷だ。
天狗原分岐を越え、どんどん高度を稼ぐ。天候が良ければ槍の穂先がくっきりと見えるところだ。
4:06:40で槍ヶ岳山荘到着。おしくも4時間は切れなかった。ガスにつつまれ寒〜い。10℃以下と思われる。小屋で暖かいお茶をがぶ飲みしながら食事。頂上には行かず進むことにする。
千丈沢乗越まで下ったところでガスが切れた。西鎌尾根の稜線が現れた。
多少視界が効くようになった。長大な西鎌尾根を飛ばす。
樅沢(もみさわ)岳が近づいてくる。
硫黄乗越付近。右手のガスがきれ、赤岳の赤い岩肌がきらめいて見える。湯俣谷の先は天下の秘湯、湯俣温泉がある。
樅沢岳直下。双六、三俣蓮華、鷲羽岳方面が見渡せる。天候は回復しているようだ。
双六岳2860M全景。たおやかな山。槍穂の展望が素晴らしい山だ。
双六小屋が見えてきた。山岳写真家小池潜さん経営の山小屋。
双六小屋到着。6:35:34で到達。19年ぶりだ。小屋がすっかり新しくなっている。
このキャンプサイトは変わってない。スゴク懐かしい。開放感に溢れ、池あり、雪渓ありで、北アルプスで最も好きなキャンプサイトである。
双六岳山頂2860M。時間があったので双六岳に登ってみた。残念ながら槍穂方面は視界なし。
双六岳直下から鷲羽岳(2924M)を望む。
三俣蓮華岳が近づいてくる。もうすこしだ!
三俣蓮華岳(2841M)山頂。ここも大変懐かしい。裏銀座に行くにも、薬師方面に行くにも必ず通過するピークなのである。何回ここを通過したであろうか・・・。
三俣山荘への本日最後の下り。9:14:44で山荘着。一日目のロングトレイル完了。

■8月14日(日) 三俣山荘〜鷲羽〜水晶〜野口五郎〜三ヶ岳〜烏帽子小屋〜ブナ立て尾根〜高瀬ダム〜大町温泉郷

2日目

記 録

三俣山荘 ==>
(37:28)
37:28
鷲羽岳
==>
(36:04)
1:133:2
ワリモ分岐
==>
(20:32)
1:34:04
水晶小屋
==>
(20:26)
1:54:30
水晶岳
 
==>
(18:21)
2:12:51
水晶小屋
==>
(1:14:28)
3:27:19
真砂岳
==>
(20:27)
3:47:46
野口五郎岳
==>
(1:05:20)
4:53:06
三ツ岳
 
==>
(41:23)
5:34:29
烏帽子小屋
==>
(2:03:45)
7:38:14
高瀬ダム
==>
(42:01)
8:20:15
七倉
==>
(2:03:36)
10:23:41
大町温泉郷

2日目。昨日三俣蓮華岳山頂であった名古屋のT山さんと一緒に出発する。昨夜はナント「マッカラン」を飲ませてもらった。登山談義に花が咲きすっかりお友達になったしまった。またお会いしましょう!
鷲羽岳山頂(2921M)。天候は最低。強風、吹き付ける雨に中、飛ばしに飛ば山荘から37:28で到達。
おおっ!いきなり晴れてきた。ワリモ岳が現れる。今日は晴れたり曇ったりかな〜。
水晶岳(2986M)山頂。日本百名山である。実は初登頂!残念ながら雲の中。
いよいよ裏銀座縦走路へ・・・。ガスが切れたり、かぶったりが続く。
真砂岳直下。頂上の石、岩が特徴的な山だ。
おおっ!また晴れてきた!真砂岳より鷲羽岳を望む。それにしても本当に大きな石で敷き詰められた山頂だ。
湯ノ俣谷ものぞいてみた。
いよいよ野口五郎岳がまじかに迫る。天気もだいぶ安定してきたようだ。ラッキー!
野口五郎直下。この山は花崗岩でできていて遠くから見ても白く輝いて見える。歌手の野口五郎はこの山から名前を取ったのである。ナゼかは知らない・・・。ここはジョギングが可能。気持ちよく走って登る。
野口五郎岳山頂(2924M)。スタート後3:47:46で到達。天候は回復し、気持ちのよう登頂であった。山頂は広くキャッチボールが可能だ。
快適な裏銀座縦走路を行く。三ツ岳(2844M)が近づいてくる。
こういうところはランが可能である。
三ツ岳直下より野口五郎岳を振り返る。なだらかな裏銀縦走路がよく見える。五郎より1:05:20で到達。
三ツ岳を越えると、烏帽子岳、不動岳が現れる。烏帽子小屋もわずがに見える。
烏帽子小屋への下りより、赤牛岳方面を望む。
特徴ある烏帽子岳(2628M)がはっきり見える。この下りはめちゃ走れる!猛スピードで駆け下る。
稜線右手には、高瀬ダム。これから下ってゆくところだ。
烏帽子岳全景。手前はニセ烏帽子。ピークハントするかどうか迷ったが今回はやめておいた。
烏帽子小屋より三ツ岳を振りかえる。ピラミッド状の良い山だ。名前が普通なので目立たずもったいない。
烏帽子小屋到着。5:34:29かかった。今日はここから北アルプス3大急登のひとつブナ立尾根を駆け下るのだ。
高瀬ダム到着。いや〜ブナ立尾根はやはりきつい。ジョギングシューズは下りがきついのだが約2時間かかった。ナント35分でおりたという記録があるが、グリセードしないかぎり不可能と思われる。
沢から大量の土砂が運ばれる。滝もほとんど土砂の滝だ。このあとダムから大町温泉郷まで約25Kロードを走った。長かった〜。ホント長かった。 終わり