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第３回・番外編　東京食肉市場内　一休食堂

達人とゆくグルメ紀行の番外編をお届けします。

２００７年ももうすぐ終了。第３回グルメ紀行の実施２日後の２４日（祝）実施ということで、達人より１２月のグルメ紀行番外編の企画の提案があった。達人が絶大に推奨するお店があるという。東京中央卸売市場：食肉市場内の「一休」という食堂である。ここの牛モツ煮込みは絶品らしい。「おいしいよ～！まだこのお店はホトンド知られていないしね！」

・・・ということはこの企画で初めて世に報道されるということか・・・。「行きま～す！」あっという間にＯＫである。

１回から３回まで高級食材の贅沢なグルメ紀行を行ってきたが、達人のジャンルは「安くておいしいお店」も当然豊富である。今回はそのスゴサをお伝えしましょう！

通常は「一休」は土日祭はお休みである。２４日（月）は振替休日のため営業ということだ。この行けるチャンスを達人が見つけてくれたのである。感謝！

期待が高まる中、品川駅プラットホームに降りたった。

■ 食肉市場・場内　
　一休食堂
　港区港南2-7-9
　東京中央卸売市場
　食肉市場・芝浦と場場内
　お店のＴＥＬは不明
　ネットにも情報なし
　営業時間　7：00～14：00
　土日祭　お休み
■ ＪＲ品川駅　港南口より
　　　　　　　　　徒歩５分

実況中継

	何年振りであろうか・・・。品川駅に久しぶりに降り立った。このように駅構内にモールが形成されている。
港南口（東口）を目指す。いわゆる新幹線ホームが作られたほうだ。うは～っ！コンコースがド～ム状になって続いてゆく。品川駅は本当に大変身していたのである。
	昔は何もなかった港南口は、今や再開発でオフィスビルが林立する最新の都心空間へと変貌を遂げていた。
お～、見えてきた。あれが東京食肉市場である。現在リニューアル工事中。奥にはトサツ場も付いている。駅から本当に近い。徒歩５分といったところか・・・。
	近づくと本館が見えてきた。うお～・・・、市場の常識を超えたインテリジャント・ビルが建っている。この中でセリなどが行われているワケだ。
隣の敷地内の外観。これは普通の市場の感じ。奥にトサツ場がある。このような都心のど真ん中に生きた生体が搬入されてくるのかと思うと、そんなことはありえないような気がするのダガ・・・。
	さあっ、西門より突入である。正式名称は「東京中央卸売市場食肉市場・芝浦と場」である。
門をはいってスグ。これか！あったゼ！達人一押しの店「一休食堂」。ここはＨＰにも何も情報はないし、かつてグルメ記事等で紹介されたこともないお店。世にまだ知られてはいないが、抜群のおいしさと安さを誇る、まさに知る人ぞ知る「掘り出し物」のお店なのである。さすが達人！
	お店の中はこんな感じ。まさに市場内の食堂である。
メニューは豊富。どれも旨そう。それに安い！定食や丼物もおいしいに違いない。
	さあっ、スタートである。達人お勧めはコレ！「牛モツの煮込み:３３０円」　いきなり来た～！
上からＵＰで・・・。うほ～、うまそ～・・・。
	うほ～ィ・・・。柔らかくてトロトロじゃ～！味も抜群！こんなおいしい煮込みは始めてである。旨い、旨スギル！し・あ・わ・せ。
続いて「牛皿：３８０円」。牛皿なんていうと吉野家を連想してしまうが、出てきたのはコレである。このメニューも達人一押し。
	いただきま～す！うぴょ～ん！うっま！これも牛がトロトロ。ナント言ったら良いか、そう、シチューのような感じなのだ。抜群の旨みの詰まったスープの中にトロトロの分厚い牛の肉片がコンニャクと一緒にたくさん入っているのである。これは食肉市場ならではのメニュー！ホント３８０円でいいのって感じである。
マカロニサラダ：３３０円も頼んでみた。ボリュームたっぷり！これもＧＯＯＤ！
	タマゴ好きのユキチの目に「ハムオムレツ：３６０円」がとまった。来たきた～！結構なボリュームである！ヒヒヒ・・・。
食べると、中からとてもジューシーなハムがどっさり出てくる。これも大いに気に入った。旨～～い！この旨さ、ボリュームで３６０円は安スギル！今度来たときは「ベーコンオムレツ：３６０円」を食べてみよう・・・。
	折角なので、最後に単品で「しょうが焼き」を食べてみることにした。お値段は確認しなかったが、しょうが焼き定食が７００円である。これも見るからにジューシーで旨そ～・・・。
し・あ・わ・せ　な旨さでした。大満足・・・。
	素晴らしい食堂であった。きてよかった・・・。ビール（大瓶５８０円）もしこたま飲み、昼から良い気分である。外に出ると品川駅方面に高層のオフィースビルが覆いかぶさるように建っている。不思議な、しかしおいしい空間がここにある。皆さんも是非お越しアレ！