RUNNING FOREVER 心は永遠にサブスリー 出場レース 結果報告

■2008年 レース結果報告 

6.サロマ湖100Kウルトラマラソン(北海道) 2008年 6月22日(日)

 

 完 走 記

実況中継(当日)

 朝2時40分起床。昨夜は21時には寝て約6時間熟睡できた。やはり長旅で疲れていたのであろう。3時30分にホテルのロビーに集合!車に乗り込んで出発。大会会場の湧別町のアリーナまで約40Kである。

 今日は間宮クンのお兄さんが経営する病院の主任さんが車を運転してくれる。彼はレースには出場しない。スタートからゴールまで車を運転して移動しながらわれわれをサポートしてくれるのである。スタート地点とゴール地点が思い切り離れているレースでは大変心強い。安心して走ることができる。大感謝である。

 ホテルを出たときは、霧のような小雨が降っていた。寒い・・・。気温は間違いなく10℃以下であろう。スタートのときには雨が上がってくれることを祈りながら車に乗り込んだのでありました。

 いざ、出発!

サロマ湖100Kウルトラマラソン 前編 (0〜55K) コースMAP

サロマ湖100Kウルトラマラソン前編(0〜55K)コースMAP

■36 湧別町アリーナのスタート地点に午前4時10分頃到着。どうやら雨は上がったようである。ラッキー!早速、2つの荷物を中間点ゆきとゴール地点ゆきのトラックに預ける。もうランナーでごったがえしている。
37 会場には多くのブースがある。雨が上がり大いに助かったがやはり寒い。気温は約9℃。これは関東では11月下旬の気候であり、フルマラソンには絶好であるが100kでは長丁場なのでチト寒いかも・・・。
38 防寒対策にビニール等を被っているランナーが多い。
39 サロメチールのブースが1番人気!多くランナーが集まっていた。皆、スプレー等をかけ、スタートに備えていた。
40 今回ご一緒に出場する皆さん。向かって右から間宮クンのお兄さん、間宮クン、ユキチ、そして病院の事務長さん。ナント68歳でいらっしゃる。皆さんは始めての100K挑戦である。
41 100kは8回目の出場である。トラーニングウエアを脱ぎいよいよ戦闘体制完了!こんなに寒いと思わず防寒対策はまったくなし。寒い〜・・・。ちょいと失敗〜。
42 スタート15分前。選手がスタート位置に整列を始めた。1番最前列は、陸連登録者が並ぶルールである。サロマンブルーメンバー(10回以上完走者でゼッケンの色がブルー)は向かって左側に縦1列に並ぶ。
43 今回のエントリー数は実に3.141人。ナント3千人を越えている。スゴイ人数だ!100kレースでこんなに参加者があるとは・・・。さすが超人気大会である。見よこの列の長さを・・・。
44 スタート地点で撮影をしていたため、このような位置からスタートできるコトに・・・。さっ、いよいよスタートである。GO!
45 5時ジャストスタート!3千人が走り始めた。マズは湧別町の街中を1周回する。4k地点通過。まだ朝早いが大勢の応援の方が出て声援を送ってくれている。
46 約5kで湧別の町を一周しスタート地点のアリーナに戻ってきた。このあたりは大観衆である。
47 ロードはサロマ湖に向け一直線。延々と直線ロードが続く。サロマ湖畔まで7kの地点である。
48 長〜い、長〜い直線。遥か先までランナーが見える。キロ5:50〜6:00くらいのペースでゆ〜くりと進んでゆく。やっと身体が温まってきた。
49 もう、直線ロードにうんざりしてきた頃道路標識が・・・。いよいよサロマ湖接近!もうすぐサロマ湖が見える!
50 10k地点通過!55分台でクリアー。ちと速いかも・・・。左の林の隙間からサロマ湖がチラチラ見え出す。
51 遂にロードの右手にサロマ湖が・・・。
52 右手にサロマ湖を見ながら竜宮台の折り返しを目指し進んでゆく。左にはサギ沼原生花園が広がっている。天気が良ければ開放感溢れる場所であるに違いない。
53 おおっ!早くのもトップランナーの集団が折り返してやってきた。う〜む・・・、100kのレースとは思えないスピードである。
54 路面には大きな水溜りが残り、やはり走りにくい。でもゆっくり走っているので関係ないか・・・。今回はサロマのコースを十分に楽しんで走りたいので急ぐことは厳禁なのである。
55 いよいよ竜宮台の折り返し接近!目の前にオホーツク海が広がってきた。
56 スグそこが折り返し。あと1kも行くと第1湖口。つまりサロマ湖がオホーツク海に注ぎだす湖口がある。ここまできたら湖口まで行ったところに折り返し地点を設置してくれれば良いのになあ。チョット残念・・・。
57 折り返し〜!
58 折り返しを通過し快調に走る。折り返しに向かうランナーと折り返したランナーでロードはごったがえしている。
59 地元の子供達が太鼓を叩いて応援してくれていた。感謝!
60 20k地点通過!この10kも約57分で走った。予定通りのペースである。たいぶ空が明るくなってきた。天候は回復基調のようだ。いいぞ〜!
61 今度は左手にサロマ湖が広がる。ずいぶん明るくなり景色が色彩を帯びてきた。
62 雲が垂れ込める憂愁のサロマ湖を左に見ながらランナーはゴールを目指しひた走る。
63 25kを通過するといよいよコースは左にカーブを取る。国道238号、通称オホーツク国道に向け進路を取るのである。
64 快調に走る。こんなフラットなコースは初めてなのでメチャ余裕である。これはド楽勝!写真を撮りながら遊んで走っても、もしかしたらサブ・テン可能かも。な〜んてこの時点では思っていた。
65 地元の女子高校生の皆さんがこのように沿道で5Kおきに待機。大きなポリバケツから水をかけてくれる。ありがたい!さすがに暑くなってきて、このあたりから水をかぶってゆく。
66 30k通過!この10kのラップは約1時間。良いペースである。ちなみに時計の表示は現時間である。今、午前7時52分48秒ということ。
67 このあたりのコースが今ひとつ、おもしろくないロードであった。確かに北海道らしい広がりの大地は感じられるのだが、景色がマッタク変わらず飽きるのである。
68 35k付近のエイド。ここで初めて「アンパン」が出る。腹減らしのユキチは「アンパン」「おにぎり」等をしっかり食べていかないとエネルギー不足で失速するので必死に食べる。でもスイカのほうがおいしかったな〜・・・。
69 北の大地を連なって走るランナーたち。
70 右折し、気持ちの良いロードを国道238号へ向けひた走る。
71 ここは気持ちの良い素晴らしいロードであった。行け行け〜!
72 いよいよ国道238号線に到達。通称オホーツク国道に出る。左折し網走方面へ向かう。
73 オホーツク国道に出るとスグ35k地点である。ここから約75k地点まで国道沿いにサロマ湖の右岸を走ってゆく。
74 メチャメチャ快調!気持ちよく走る。ただこの国道はスグ右脇をガンガン車が走ってゆくのでやや興ざめの感がある。
75 40k地点通過!この10kのラップ58:44。う〜む、楽勝である。今日は本当に楽しん走れそうだ!もうすぐ午前9時になる。
76 国道と別れを告げ「月見ヶ浜道路」に入る。ここからは前半のハイライトのロードである。月見ヶ浜に42.195k地点があるのだ。
77 そしてスグ左手にサロマ湖が広がってくる。気持ちいい〜・・・。遥か彼方に先ほど約2時間前に通過した竜宮台、第1湖口がかすかに見える。
78 スグ左にサロマ湖を眺めながら気持ちよく走ってゆくと、いよいよ42.195k地点接近!あのカーブを曲がったところだ・・・。
79 42.195k通過!ホボ「サブフォー」のペースで通過である。
80 まったくの余裕!こんなに気持ちよく、楽しい気分で42.195Kを通過したのは初めてである。
81 昨日確認した「42.195K」の表示板。ナゼかさっき通過した計測地点よりだいぶ先にあった。この表示板はサロマ湖の形をした金属板に42.195kmと彫られているのである。予定通り撮影してもらった。このショットは必ず撮りたかったので感無量・・・。
82 さらに月見ヶ浜道路は続く・・・。
83
84 おおっ!私設エイドがあった。これはこれは・・・。家族でカキ氷の作ってランナーにふるまってくれている。カナリのランナーがおいしそうにカキ氷を食べていた。
85 月見ヶ浜道路ももうすぐ終了。この先またオホーツク国道へ戻る。
86 国道にもどるとスグ45k付近のエイドがある。ここではスイカを3切れいただいた。またしてもスグ右を車が走るロードでの走りが続く。
87 フラットなコースではあるが、若干軽い峠越えもある。45kを過ぎると初めての登りが現れる。
88 57k地点まで緩やかなUP・DOUNをこなしながら、標高で約35mほど登ってゆく。リズム感をもどすには都合の良い坂道である。
89 50k地点通過!やっと半分きた!相変わらず一定のペースで進んでいる。快調なのだが、思い返せばこのころから両太ももの前面の筋肉が張り出した。
90 51k手前で峠を越え、またサロマ湖畔に向かって長い下りに入る。前方にサロマ湖が広がってくる。
91 おおきなカーブを曲がるとサロマ湖畔が接近。行け〜!
92 52.5k地点のエイド。23回目を迎えるだけあり、エイドの運営は最高レベルである。スタッフの皆さん全員が満面の笑みで出迎えてくれ、ドリンク等を配給してくれる。大変、気持ちのゆきとどいたサービスをしてくれる。感謝!
93 ふたたびサロマ湖畔を走ってゆく。あと2kほどで55kのエイド。もうすぐだ。着替えをし、気持ちをリフレッシュして目一杯「おにぎり」を食べるのだ!
94 おおっ!見えてきた。55kのエイド地点、ルートインホテルズ・ホテル グランティアサロマ湖である。
95 うお〜、スゴイ人だ〜。ここで家族や仲間が待ち構えているのだ。今日サポートに回ってくれている主任さんも待っていてくれた。感激!
96 そこでエイドに入るところを彼に撮影してもらった。1回目は失敗したのでコレが2回目。いちど20mほどバックして走って撮影するので、周囲の大勢の皆さんから大爆笑と多くの拍手をいただいた。チョット照れ気味のユキチ・・・。
97 着替えの入った荷物を受け取りにブースに行く。ここも大変素晴らしい運営。3千人の荷を扱うワケだが、スグに出てきた。完璧なサービスである。

 ここで着替えをし、ゆっくりして再出発だ。マズは前半戦終了!
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