第9回 杉並 「うな藤」 鰻(うなぎ)達人とゆくグルメ紀行。第9回目のジャンルは「鰻(うなぎ)」である。遂に来た〜!ユキチは大のうなぎ好き。子供のころから大好きで、スポーツや学業でよい成績を収めたときなどは、よくご褒美にうなぎを食べさせてもらったもんである。 ハレ・・? でも、最近はぜんぜん食べていない。(ご褒美なしか・・・) ということで、今回は達人の「美味しい鰻リストのBEST3」にランクインしているお店に連れて行ってもらうことに。うほほほ〜っ!これは非常に楽しみである。 そのお店は「うな藤」さん。青梅街道沿いにあり、井荻八幡のスグ近くにある。西荻窪、上井草などから歩いて15〜20分くらいのところ。インターナットや情報誌にあまり登場しないお店だが、たま〜にテレビなんかで紹介されているらしい。 そんなことはどうでも良い!なにしろ達人のリストのBEST3に入る名店。最高の「鰻」をこのグルメ紀行で世に広めようではないか! このお店の売りは、うなぎ職人30年の店主が「素材」と「技」を駆使して一枚一枚心をこめて焼く「鰻」。しかも全国各地でも限られたお店にしか入らない「大井川の共水うなぎ」を使用しているという。なんとも楽しみである・・・。 高まる期待を胸に、久しぶりに西荻窪の駅に降り立った。 |
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■うな藤 |
![]() 今日のお店「うな藤」さんはチト駅から遠い。ここから歩いて15〜20分程かかる。開店は11時。今回もグルメ紀行必殺の1番入店である。 |
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![]() まだ開店前、達人が早くもメニューの確認をされている。 |
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![]() いや〜、ハッキリとした主張である。当然といえば当然なのだが、最近こういうお店は少なくなったのでは・・・。やはり鰻は裂くところから始めたらこのくらい時間はかかる・・・。 |
![]() マズ勘違いしてはならないのは、「脂」がのっているので高カロリーに思われがちだがそれは逆!脂肪は良質でそれに含まれるEPAは中性脂肪を減少させるし、DHAというのは悪玉コレステロールを減らしてくれる。 ビタミンB−1が豊富に含まれているので、これが疲労物質の「乳酸」を排除してくれる。ユキチのようなアスリートには重宝だし、これが「夏バテに効く」という所以である。 |
![]() 上がりが13席、カウンター4席のお店だ。もちろん1番入店達成である。 |
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![]() 今日はあまり作らないそうで、最初にできるもの、できないものを言ってくれた。 |
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![]() なのだが、達人も含めグルメ紀行探検隊がそうするワケがない。早速ビールを飲みながらつまみをいただく。 1番バッターは、「枝豆」と「板わさ」。この「板わさ」は絶品!そしてワサビがまた絶品で、つけて食べると板わさの旨みが引き出され最高においしい!まったく醤油はいらない。いや、使ってはもったいな〜い。 |
![]() 「ウフフフ・・・。」想像してみてください・・・。 |
![]() 鰻の「ヒレ焼き」である。私は始めてであった。 |
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![]() 白焼も当然40分かかるのであるが、これは達人が事前に予約しておいてくれたのである。 ということは、店主は開店前から調理を始めてくれていたんだ・・・。 |
![]() 白焼きは10年位前に、名店「野田岩本店」で食べていらいである。 |
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![]() 非常に柔らかい脂ののった鰻にワサビを絡めて食べる。文句無く、旨い〜!うますぎてガンガン食べてしまったので、危うく写真を取り損ねるところだった。これで1570円って本当?いいんですか〜? |
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![]() こんなおいしい「キモ焼き」は初めてだ。焼き具合も最高! |
![]() そら豆のマメ汁がキモ焼きの苦さを中和してくれ、さらに桜エビの上品な甘さが口の中を整える。さすが達人のオーダーは素晴らしい・・・。 |
![]() 裂くことから始まり、約50分かけて丁寧に作っていただいた蒲焼である。 マズ、背開きにして素焼きし、一度蒸してからつけ焼きにする。これは関東風。ちなみに関西風は腹裂きで、蒸さずに生を直焼きする。 |
![]() ここで鰻の知識をひとつ。どうして鰻には「ワサビ」や「山椒」なのでしょうか? これは、うなぎは海から2年かけて川にのぼり、源流で育ち、8年かけて河を下り海に帰ります。 源流の清流にいる時、そこでワサビや山椒も育っています。両者の育った環境が一緒なので抜群の相性になるんですね〜。 |
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![]() お店の鰻のコトをすこし・・。 うな藤さんの「鰻」は、「大井川共水うなぎ」といって養殖うなぎの最高峰。日本一美味しい素材です。南アルプスの豊富な地下天然水を利用し、極めて自然に近い環境で、独自の養殖技術を駆使し育てられた鰻です。 |
![]() タレは主張しすぎず、非常に上品な甘辛さ。程よくしっかり脂がのり、ふっくらした柔らか〜い鰻にピッタリ!御飯もほんのりと、しかしミゴトに味がしみ込んでいる。決してタレを流し込んで味付けしたものではない。素晴らしい・・・。 |
![]() このお店の鰻のように本当に美味しい柔らかい鰻は、ご覧のように「割り箸」をまっすぐ上から刺してみると、ス〜ットと下まで何のつっかかりも無く入るのだそうです。10〜15分程度で出てくる鰻は、おそらく裂いて1度焼き、蒸した状況でキープ。注文が入った段階でタレをつけて焼く。キープしてからタレ焼きまで時間が長いと鰻皮が硬くなり、ハシが跳ね返されてしまそうです。試してみてくださいね! |
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![]() ありがとうございました。 |
マズ一番の感想は、一言で言って
「これが本当の鰻の蒲焼なんだ〜!」
艶よし、香
よし、味よしの3拍子が完璧に揃っている。
昔は、鰻屋では30分程度(店によっては1時間)待つのは珍しいことではなかったが、今では15分程度、いやそこまで待たずに蒲焼出てきてしまうお店は多い。これは老舗でも同様である。タレに誤魔化されては決してなりませんゾ!
「うな藤」では、本当に鰻を裂くところからスタートし、一枚一枚非常に丁寧に焼き、そして蒸して最高の状態で蒲焼を出してくれる。だから
すご〜く 柔らか
で ふっくら!
脂もミゴトにのっているが、まったく 脂っぽくない!
恐縮だが、15分程度で出してくる商売ベースのお店とは決定的に違う!鰻の質もさるコトながら、これがホントウに鰻の旨さを引き出した蒲焼なのだ!
これはもう、味(タレ)が良くても「スグ蒲焼が出てくるようなお店には絶対にいけないな〜!」という思いが決定的になってしまった。
■今回食したもの
枝豆 | 420円 |
板わさ | 315円 |
空豆と桜エビの唐揚 | 420円 |
焼き鳥(2本) | 420円×2 |
鰻ヒレ焼き | 420円×2 |
鰻キモ焼き | 420円×2 |
鰻白焼(竹) | 1570円×2 |
鰻重(竹)きも吸・お新香付き | 1780円×3 |
ビール(エビス中瓶:500円)何本飲んだのか・・・。 日本酒(菊姫:徳利500円)達人ガンガン飲んでました。 | |
※ 鰻蒲焼、白焼は40分程かかりますが、事前に予約して出来上がり時刻直前入店すればスグ食べられます。 ※ ランク 鰻重 ・藤 (3570円) ・特上(2730円) ・松 (2100円) ・竹 (1780円) 白焼:蒲焼 ・特上(2410円) ・松 (1780円) ・竹 (1570円) ランクの値段の差は鰻の大きさで決めているそうです。したがって「質」は皆同じということになります。 |
4人でこの抜群においしい「ツマミ」、「鰻」しかも白焼まで食べて、そしてガンガン飲んで・・・。さぁ〜て、ひとりお幾らでしょうか?
ナント! ひとり 約4500円! マジかよ〜・・・。
上質な日本最高レベルの養殖鰻を使用し、これだけ丁寧な仕事をして焼き上げた鰻をこの価格で食べられる。素晴らしいでしょ!老舗の高級店の半額とは言わないが、ありえね〜って感じデス。鰻好きの人は是非チャレンジしてみてくださいね!
必ず幸せになれますよ〜!
こんな素晴らしいお店に連れてきていただいて、マタマタ「達人」に感謝デス!
和食のダブル攻撃!「鰻」の次は「蕎麦」である。ハシゴのお店は、吉祥寺が至近距離とうこともあり、吉祥寺で「蕎麦」といったらこのお店という「上杉」さんに連れて行ってもらいました。
達人は同ジャンルの連続攻撃が結構好きなんですよね〜!
このお店に行く前に井の頭公園を散策。お腹を減らさんとね〜・・・。
久しぶりに行ったが、スゴイ人手。いや〜、この公園の集客力には驚いた!大道芸人があちらこちらで観客を集めて「芸」を披露している。ここは大道芸人の聖地なのであろうか・・・。フリーマーケットもあるし・・・。
酔っ払って、良い気分で公園を散歩した後、「上杉」さんへ・・・。
このお店は、全国に1000店を超える足利一茶庵系の蕎麦屋さんである。店主の上杉さんは「蕎麦聖」と呼ばれた蕎麦打ち名人、一茶庵の創始者である故片倉康雄氏の息子の敏夫氏に師事したらしい。ユキチ自身足利出身で、一茶庵本店の蕎麦の素晴らしさは味わっているので楽しみである。 GO!
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![]() 公園内を見渡すといたるところで大道芸が行われていた。ここは大道芸人の職場なのであった。ビックリ・・・。 |
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![]() 関東源氏の祖、源経基が創建。音楽・芸術・学問、財宝を授かる神として江戸庶民に愛されてきた神様である。 |
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![]() さあっ、この辺で公園散歩は終了!2軒目にGO! |
![]() 非常に渋いエントランスだ・・・。 |
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![]() 一茶庵でも定番です。お〜、さすが!上杉さんのおいしい〜! コレ、蕎麦の薬味として使ってもGOODです。 |
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![]() 一茶庵の系列らしく、毛のように細く美しい麺が印象的。葱の切り方、分量などとともに一茶庵の本流を感じさせる一品でした。もちろん、つゆとの相性の抜群で最高のお味でした。 さすがの一言・・・。 |
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■蕎麦 上杉 営業時間 JR吉祥寺駅 |