飲みに飲んだ翌日は頭が痛く絶不調だった。がしかし、根性で清里湖コース(一周約12k:コース案内→こちら)を走り、温泉行って蕎麦屋に行って(蕎麦屋に行く途中の曲がりくねった道で急激に気持ち悪くなった・・・。運転して車酔いになったのは初めてだわ~)、と~ちゃんのダッチストーブ料理を満喫。(俺は食えんかったけど・・・)
3日目は登山。この時期最高のコースを用意しておいたのだ。深田久弥終焉の地としてツト有名な茅が岳(1704m)である。家から30分くらいで登り口にあるふれあいの里についた。こりゃ~、いいところだ!こんなクソ寒い(おそらく零下2~3℃)なのにキャンプしている人が結構いる。そんなキャンパーたちを横目に寒さに震えながらと~ちゃんとスタート! さっ、寒いぞ~っ・・・。
ほとんどが広葉樹で落ち葉でフカフカだワ。気持ちの良い明るい尾根を登ってゆく。歩けばスグに暖かくなってクるし、さらに日に当たるとポカポカ。これが南斜面の尾根の良いところだ。気持ちいい~・・・。
約1時間15分で最初のピークハンティング完了。ここは金ケ岳(1764m)山頂。
次にメインの二百名山茅ケ岳(1704m)に向かう。途中に巨岩があった。こういうところは登らずにはおれんタチ(笑)
遊びながら約50分すると突然茅ケ岳山頂に飛び出した!ここはまったく林がなく360度の展望が楽しめるぞ~!
さきほどの金ケ岳では見えなかった奥秩父の名峰金峰山(キンプサン)2595m。もちろん百名山。
槍穂高連峰を中心に北アルプスが白くくっきりと輝いて見えた。素晴らしい・・・。
茅ケ岳の名が有名なのはやはり小説家であり登山家である深田久弥(日本百名山の著者)の終焉の地であるから。旧制一高時代には文芸部で堀辰夫、高見順らと活動、東京帝国大学に進む。1965年に日本百名山で読売文学賞を受賞し、人気作家の地位を不動のものにした。1971年3月21日、茅ケ岳頂上直下で脳卒中で急逝。その場所がここである。ここに来たいがために登ってきたのである。享年68歳・・・。
ということで茅ケ岳の素晴らしい展望と、日本百名山の文章に魅せられたユキチとしては深田久弥の終焉の地を訪れることができたことで、ダイダイ満足であった。下山後はと~ちゃんと温泉へ。素晴らしい展望の温泉でした。その名を明野温泉太陽館。
それにしても楽しかった(笑)。そしてと~ちゃんのタフネスぶりに圧倒された3日間でした。またやろうね~!
ちなみにこちらはと~ちゃんのブログのレポです!→こちら