RUNNING FOREVER 心は永遠にサブスリー
記録 13:48:44 966位/1659人中(男子)
男子完走率 69.1%(1147/1659)
女子完走率 56.4% (137/243)
天候 快晴 気温−1.4℃ 〜 18.7℃
ラップ&スプリット
距離 | ラップ | スプリット | 備考 |
---|---|---|---|
10km | 1:08:58 | - | プロローグ 大会当日 スタート地点写真 10km地点写真 |
20km | 1:29:40 | 2:38:38 | 20km地点写真 |
30km | 1:12:36 | 3:51:14 | 30km地点写真 |
40km | 1:12:53 | 5:04:07 | 40km地点写真 |
50km | 1:04:37 | 6:08:44 | 50km地点写真 後編 |
60km | 1:40:29 | 7:49:13 | 60km地点写真 |
70km | 1:25:53 | 9:15:06 | 70km地点写真 |
80km | 1:47:14 | 11:02:20 | 80km地点写真 |
90km | 1:12:00 | 12:14:20 | 90km地点写真 95km地点写真 |
100km | 1:34:24 | 13:48:44 | ゴール地点写真 |
目指せ!デカフォレスト!なんとしてもデカフォレスト!
日本屈指の難コースである野辺山100k。10回完走すると「デカフォレスト」の称号が与えられる。つまり10回もこの過酷で厳しく辛く、身体に非常に悪い100kマラソンを走ると、ランナーとして「永世鉄人ランナー」の称号があたえられるということだ!サブスリー、サブテン、年間グランドスラムすべて達成し残るはこの称号!
て、ことで毎年同じコメントでスタートさせてもらいます。あと3回ネ!(笑)
昨年に引き続き今回で 7回目 の野辺山挑戦で〜す!
デカフォレスト最短達成年齢は「58」
■野辺山MYヒストリー
第1回完走 1996年(第 2回大会) 12:50:28 (初100k ヘロヘロでゴール)
第2回完走 1998年(第 4回大会) 11:52:46 (スピード絶頂時でもこのタイム)
第3回完走 2009年(第15回大会) 13:44:44 (なめて温泉入ったらギリギリ、アブね〜)
第4回完走 2010年(第16回大会) 13:31:53 (堅実に走るも結構ギリギリ、アブね〜)
第5回完走 2012年(第18回大会) 13:26:12 (堅実に走り余裕のゴール イイネ〜)
第6回完走 2013年(第19回大会) 13:48:38 (最後の10k疲れ切って居眠り、ギリギリ)
毎年出場を自分に課して4回目のレース。去年はまさにギリギリ、そして今年はスピード、耐久力等すべてにおいて去年より弱っている。当然練習もロクロクやらず、ゴルフ練習に精を出す日々。体重も72k台だ。
「今年はホントに危ない!」
と思う。
写真撮って走ってる場合じゃないな・・・。
ということで、極力撮影は控えてマジに走りぬくことにした。「ランナー兼カメラマン兼ライター」は今回は無理かもしれない。
さあ、ど〜なりましたでしょうか。その模様は本篇でお楽しみください!
午前中に山荘に到着。少しゆっくりして午後2時には大会会場にやってきた。ここで仲間の皆さんと集合し受付をすまし、温泉でも入って身体をほぐすつもりだ。
午後2時、大会会場に到着。駐車場はすでにいっぱいの車。
八ヶ岳連峰の主峰:赤岳と横岳が綺麗に見える。明日もこんな天気になればいい。でも暑いのはしんどいけどね・・・。
今年もやってきました、大会会場南牧村社会体育館。
なんと生まれて初めてゼッケン引換証を忘れてしまった。本部にいって再発行してもらう。実に手際よく対応していただいた。感謝。
再発行できました!
さっそく受付・・・。
その後、エイドへ預けるデポジット袋を配布所でもらう。
今回はゼッケン:354をいただきました。アーリーエントリーTシャツと記念品のザック、そしてスポンサーからスパゲティをGET。
20回目の開催ということで、スタッフさんのジャケットもカッコイイ!
実に丁寧に、そして熱心に案内してくれた感じの良いおねえさんとパチリ!ありがとうございました!
寄せ書きがあるぞ!
いっぱい書いてある〜〜・・・。
社会体育館内で遠目からレース説明会を聞く。とくにコース変更はないので聞くこともないのだが・・・。
日本のウルトラマラソンレースの創始者ともいうべきランナーズ・ウエルネスのランニング・プロデユーサー:坂本雄次さんがいたのでご一緒にパチリ!
集まったお仲間と記念撮影。明日は「がんばるぞ〜っ!」
ラベンダーの咲く清里の街道を一路、山荘へもどってゆきました。明日もいい天気になりますように・・・。
去年は前夜に飲みすぎて、やや体調不良であったが、今年はそんなことしたら完走できないほど走力、気力、体力が衰えているので実に大人しい前夜であった。しっかりと8時には床に入り、しっかり寝れた。2時起床、3時に山荘を出発、7回目の完走にチャレンジだ。
マズは前篇をお楽しみください。
午前2時起床、ゼッケンをつける。今回から2セットになった。これで着替える時に付け替える手間が省ける。時間にして3〜5分は得したな(喜)。
今日のウエアはこれ!ラコックの白黒の半袖ジップアップ。寒い前半は「黒」、暑くなる後半は「白」。
日の出が近づき明るくなり始めたころ、大会会場に付近に到着した。近くの小学校が駐車場になっており、そこからシャトルバスで会場までゆく。
お〜っ、大快晴!7回目の出場で最高の天気だ。
野菜畑の上空には月。遠く南アルプス連峰の主峰:北岳も見える。
午前4時すぎ、大会会場に到着。
スタートゲートの上空はまだ真っ青な星空だ・・・。
社会体育館へ荷物を預けにGO!
まずはエイド行きのトラックにデポジットの袋を預ける。実にスムーズだ。
次に体育館内に置く荷物を預ける。参加が3000人を優に超える大会となり、館内はごったがえしている。これにて準備完了!
気温3℃。さすが標高が1300m、快晴ともなると寒い!スタートゲートの向こうに聳える八ヶ岳連峰が実に美しい!八ヶ岳山麓らしい最高の天候だ!
頑張りま〜〜っす!
いよいよ約3000名のランナーがスタートゲート前に整列を開始した。
その時、日の出・・・。
この大会のプロデューサー:坂本氏より激励。
そして今回のスターターはサプライズの安藤美姫しゃん。紹介されると会場は地響きのような歓声が。
午前5時ジャスト、姫のスタートの合図で約3000名のランナーが一斉に駆け出した。大人の大冒険、ここに開幕である。
マズは野辺山の平坦な台地をゆく。後方に超大型の電波望遠鏡の巨大なアンテナを見ながら3000名のランナーがゆっくりと進む。壮観な眺めだ。
八ヶ岳連峰がクッキリ。3kも走ると寒さも薄れ、気持ちイイ・・・。このような大快晴の中でスタートできたのは幸せだ。
5キロのエイド。今回は通常どおり写真を撮っていたのでは完走は不可能、なので「エイド特集」ということでエイド中心に撮影してゆきます。これならちょうど休んでいる時に撮影するのでロスなし(笑)。つまらない作品になりそうで申し訳ありません。が、完走には変えられません。お許しアレ!
5k(4.8k)のファーストエイドは、もの凄く混んでいる。ここは給水だけのはずだが、飴、やチョコが置いてあった。
バームをいただきました!
よし、出発だ!
6kすぎから小海線沿いに走るが、ここが八ヶ岳の最高の展望ロード。気持ち良く走れます。
JR最高地点前を通過。ここには毎年、坂本プロデューサーが激励のタッチに来てくれている。
左手には南アルプス連峰の峰々が・・・。
国道141を渡るといよいよ20kまで続く長い、長〜い登りに突入。八ヶ岳の麓、南八ヶ岳林道に向け進路をとる。
野辺山の野菜畑が眩しい・・・
登れ、登れ〜い!
10k手前から林道のオフロードに入る。ここは左手に一番良く南アルプスが見えるロード。北岳から夜叉人峠まで連なる山脈が美しい。
10k(9.8k)エイド。ここはレストラン最高地点の皆さんがボランティアで給水してくれる。エイドごとに村の皆さんの担当があるようだ。感謝。
おびただしい数の紙コップ・・・。
ここでもバームをいただきました。前半は飲めるところまではスポーツドリンク。そのうちに水しか受け付けなくなる。
八ヶ岳にバームで乾杯!
約1分休憩して出発。
八ヶ岳南林道をさらに八ヶ岳の中腹目指して登ってゆく。
20kまではひたすら登り。ここは一定のペースでゆっくりと進むのみ。そろそろ暑くなり、簡易ヤッケも必要なくなりそうだ。
1時間8分で10k通過!まずまずの入りだ。
降り向けば富士山の絶景・・・。
本格的な登りに突入!正面には主峰:赤岳(2899m)。3000mにあと101m、惜しい・・・。
13k(12.8k)のエイド。水用のポリタンクがたくさんある。
ここは南牧村建設業協会の皆さんによるサポート。感謝。
あんぱんとクリームパンがあった。
ここではバームと水、そしてクリームパン1個いただきました。
さあ、出発!気持ちの良い林道をひたすら進みます。
15k(14.1k)エイド。このあたりは小刻みにエイドがでてくる。
ここは給水のみ。
もうバームには手が伸びず、水をいただく。暑くなりそうなので早めで、こまめな給水が完走の絶対必要条件となりそうだ。
さあ、出発!
お〜、記憶の奥に残る風景が・・・。
赤岳と横岳の稜線が良く見える「赤い橋」のところだ。
約高度1000m上の雪を頂く稜線、今年も良く見えた。7月に快速登山で走る予定です。
18k(17.7k)エイド。ここは佐久青年会議所の皆さんのサポート。
チョコを少しと・・・
お水をいただきました。感謝。
さあ、出発!
何度か沢筋に架かる橋を渡る。そのたびに頭上に八ヶ岳の白い峰が顔をみせる。
来たっ〜っ!コース最高地点。
ここからの富士山の眺めは実に素晴らしい・・・。
20kが近づいてくると「生命の水」がでてくる。
竹を使って大型ポリタンクにおいしい水が注がれている。
いただきましたあ!
う〜ん、うまい!
ほどなく20k(19.9k)エイド。ここも佐久青年会議所の皆さん。
ここには名物の「イチゴ」があるのだ(喜)。
おいしそうなブドウもある!
イチゴと・・・
お水をいただきました。
さあっ、出発!
ここからは3kで高度約400mくだる豪快な下り。足をくじいて捻挫しないように下りましょう!
20k通過!2時間38分と去年とほぼ同じような通過タイム。まったく余裕はない。
23kのエイド。長い下りが終わるとたどり着く。毎度のコトだが、20kからのこのエイドまでの下りは3kどころか少なくとも4kはあると思うのだが・・・。
このエイドには暖かいものが置いてある。
紅茶をいただきました。
さあ、出発!ここからは久しぶりのアスファルト。
26k(エイド。23kからず〜と下り基調なのだが、25kがなかなか来ない。やっと通過するとまもなくこのエイドだ。
梅干しなどが置いてある。
梅干しは大の苦手、こちらのチョコを少しいただき・・・
バームを2杯いただいた。
さあ、出発!
30k(29.3K)エイド到着。
ここで腹のために無理矢理大嫌いな梅干しを食べる。うげ〜、マズい。でも今後、胃腸をやられないためにも根性で食った。
さあ、出発!こちらに向かってVサインを出している元気なランナーさん、頑張っていきましょう!
30k通過!3時間51分とすでに4時間近い通過となる。なんとか完走ペースは維持している。
前方に35kのエイド、稲小湯が見えてきた・・・。
稲小湯に到着すると思うと元気がでる。最後の登りを気合入れて進む。
35kエイド、稲小湯到着。看板が反射して真っ白に撮れてしまった。
ここにはたくさんの食べ物がある。
稲小湯エイド名物の「おしるこ」です。
非常に腹がへっていたのでおにぎりにいただく。エイドで3個速攻で食って・・・。
さらに3個手に持って早々に出発!ギリギリなので休んでる余裕はない。この先、しばらくキツイ登りなので歩いて前進しながら食う作戦(笑)。
キツイ登りも終わり峠のTOPまで登ってきた。ここは後方に八ヶ岳が見える絶好の撮影ポイントである。
雪を頂いた八ヶ岳の岩壁をバックに下りに突入だ!ここから50k地点までいっきに高度約1000mの大下りが始まる。
つい一週間前にゴルフをした小海リエックスリゾート前を通過。楽しかったな〜・・・、な〜んて思いながら今日は地獄だ。
5時間4分で40k通過!50kに6時間以内で到達することは今年も難しい状況。完走ギリギリのペースで進んでいる。少しも油断できない。
ここに40kのエイドもある。とにかく水だ。先ほど稲小湯で食い過ぎたのか腹の調子がおかしい・・・。
さあ、出発!こっから2kは側道の芝の歩道をかっ飛んで下れる。
駆け下ると42kのエイドに到着。ここは42kの部のゴール地点でもあり第一関門でもある。八峰の湯もあって入浴もできるよ(笑)。
もう何も受け付けないほどお腹がいっぱい。と・・・
コーラがあるじゃね〜の!いただきま〜すっ!
うまい!コーラをがぶ飲みしてしまった。
さあ、出発!ここからは日影もない暑くてきびしいロードの下り。足も体力もどうしても消耗してしまうところだ。
4kほど延々と下りに下りやっと46kのエイドにたどりつく。
ここには毎年「ぶどう」がおいてある。
いただきま〜っす!
何だかさっきのコーラとブドウで胃の中がゴチャゴチャになって気分が悪くなる・・・。
気力を振り絞り、さあ、出発!50kのエイドまでは約4kの緩やかな下り。もう急な下りは無い。
50k通過!目の前がエイドだ。6時間8分かかってしまった。最後飛ばしたが6時間以内では到達できず。まさに完走ギリギリのペース。
もう暑くて、暑くて、たまら〜ん!水浴び場に走る。
皆さん、頭からザブザブ浴びてました。これはもう修行、いや荒行だ(苦笑)。
ここには名物の「手打ちそば」があるが、並んで食べている時間なし。というか胃がやられて何も食えそうもない・・・。
でも何か食わんと・・・
で、あんぱんとクリームパンを持って、早々にエイドを出発。また歩きながら食べて少しでも前進を図る。完走ギリギリのペースというのはしんどいね〜!
54kのエイド到着。この4kが結構きつい。コース上でもっとも標高が低く(とはいっても800mはあるのだが)陽を遮るものがないのでとにかく暑い。一目散に水をかぶりにゆく。
胃が絶不調、でも水だけは飲まんと・・・
さあ、出発!ここから着替えの置いてある59kのエイドまでの5kが長くキツイ。暑いうえに登りが延々と続くのだ。ぐったりだが進むしかない。
やっとの思いで59kの北相木村の役場エイドに到達。到着後、すぐに着替えの荷を渡してもらう。胃をやられ気持ち悪くなり、途中歩きを入れながらナントカ進んできた。
苦しい〜、これは大ピンチだ!
このエイドにはたくさんの食べ物がある。
が、何も食べられない。35kの稲小湯で食いダメしたのが裏目にでた。
速攻で着替えを済ます。なんとかリフレッシュできれば良いのだが。
60kを7時間49分で通過。去年より4分遅れ。まだ胃が回復せず、のろのろと進んでいるが、ナントカ踏ん張っている。苦しい・・・。ここからはしばらく下りなのでゆっくり走り回復を図る。
63kのエイド着。65kまでは比較的緩やかな坂なので走り切らないと完走できない。いっこうに体調は回復しないが、根性と気力で走る。
水をかぶり、浴び、ナントカ水分だけは摂る。苦しい〜・・・。
で、65kまで走り抜いて通過し、1kほど行くと本格的な上り坂が始まるのだが、そこに私設エイドがある。さっそくおじゃまする。去年はあったんだが・・・
ヤハリあったあっ!(喜)
ビールおねがいしま〜す!でことで、魔法の黄金色の水を並々と注いでいただいた。とは〜っ、うまいっ!
壊れていた胃は黄金色のお水で順調に回復。やっと苦しい時間帯から抜け出し68k地点の南相木村役場のエイドに到着した。
あんぱんがある。
やっと食欲も出て2個ほど食えた。よかった・・・。
ここから先はさらに坂がきつくなりそのまま難所の馬越峠へ突入する。ここで体調が回復したのは本当に良かった。ギリギリだが完走が見えてきた。まだクソ暑くてしんどいが、頑張ります!
きびしい登りをコツコツと登ってゆくと立岩湖の堤防が見えてくる。
今年も来ました、立岩湖。ここまでくると70kはすぐそこ。
70kを9時間15分で通過!去年の通過タイムを2分上回り、ギリギリ完走ペースをキープできた。あと30kを4時間45分以内で走り切ればいい・・・。
もうすぐ71kの滝見の湯のエイドだ。頑張れ!
来た〜っ!
ここは71kの部のゴール地点でもある。
このエイドには温泉があり、いろんな食べ物がおいてあるオアシスだ。
ずら〜りと並んでます。その中でも・・・
このお蕎麦が売り!
5杯いただきました!馬越峠を越え完走するにはここで絶対食べないといけない。胃が回復して本当に助かった。人間、諦めなければナントカなるもんです。
さっ、出発!あと29k!
73k(73.7k)のエイドに到着。ここは馬越峠の取り付きにあるエイド。先ほどの71kのエイドからず〜と登りで、なかなか時間がかかる気がする区間である。
ここでも何か食わんとな〜・・・
チョコを握りしめて出発。食いながら、馬越峠まで約5k延々と続く急激な登りに突入した。
約2k登りつづけると76kのエイド。急坂の途中のオアシスです。
峠まであと3k、水だけいただいて出発!
来た〜っ!峠のエイドが見えてきた!
ここは第4関門。16:40閉鎖なのであと46分後だ。
ゆっくりしている暇なない。オレンジを3個ほど流し込み・・・。
暖かい緑茶を・・・
これから下ってゆく川上村の台地を眺めながら飲んで即出発!ここから85kまでの6kで約350m高度を下げる大下降の始まりだ。
11時間2分で80k通過!残り20kを2時間58分か。追い込まれていることに変わりはない。90kまでは下りオンリーなので、この10kを1時間で走り切ることが完走への条件となる。飛ばすんだ!
練習不足からか、もうホトンド足のクッションが効かない。下りの衝撃で足の節々が痛む。まさに痛みとの戦いだ。途中で立ち止まるほど今回は痛かった。苦しい、苦しい展開である。
やっと急勾配の下りが終わった。もう足が痛いし、スタミナも消耗しまくって、終わるやいなや歩き出す始末。これはピンチだ・・・。
どうにもならないので歩いて回復を待つ。いよいよ千曲川を渡り川上村の山村に入ってゆく。遠く、ゴール地点:野辺山のある八ヶ岳連峰が綺麗に見えた。
このピンチを救ったのが冷たい炭酸飲料。これをゆっくり歩きながら飲んだら回復した。また、助かった・・・。
千曲川沿いに走り、87kの川上村原公民館に到着。いろんな食べ物がおいてある最後のオアシスだ。
名物はうどんだが・・・。
実はコレがおいしい。手巻き寿司である。去年発見して食し、完走への十分なエネルギーをいただいた。
今年もいただきました!うめ〜っ!(ピントが外れてすんません)
12時間14分で90k通過!この10kは頑張りぬいたが、歩いたため1時間12分もかかってしまった。あと10k、残り時間は1時間46分。まさにギリギリ、余裕はない。
90kからの残り10kが野辺山の真骨頂。ず〜と登りなのだ。まったく気が抜けない。特に最初の1kはきつい坂。ここは歩くしかない。
来たっ〜!最後の長くきつい坂を登り切り、残照に輝く野辺山の台地に帰ってきた。
90kの通過が去年より7分遅れ。余裕はホトンドないので去年のようにダレて歩くことはできない。走りをなるべく長く入れ、歩きとMIXで進む。幸い、まだ十分に走れる。あと約8k、完走も見えてきたし頑張るぞ!
93k(92.7k)エイド。気合を入れるべく、少年に頭から水をかぶせてもらった。ありがとさん!
水だけ飲んで出発!あと7k。
頑張って走って進むがナカナカ95kが来ない。やっと出てきたが、タイムからして確実に設置位置を間違っていたようだ。
97k(96.7k)エイド。最後のエイドである。スタートから実に26箇所目のエイド。今回はすべてのエイドを撮影して紹介しました。いかがでしたでしょうかね(笑)。
カウントダウン開始!残り3k!
残照に輝く野辺山高原と八ヶ岳。もう間もなく苦しく長い戦いが終わる・・・。
残り2k!
とうとうあと残り1k!
ゴールが見えた!残りあと12分。
ゴ〜〜ッル!
間に合った〜っ!
完走メダルいただきました!7回目の完走、ナントカ達成。いや〜、毎年追い込まれてカナリしんどいレース。あと3回完走できるのか危ぶまれる流れになってきました(苦笑)。ホント完走できて良かったです。
今回はこの新兵器を使用しました。もう頼れるものはなんでも使うしかありません(笑)。けっこう効いたかな・・・。
完走証いただきました!山荘に飾っておこうかな・・・。
完走メダル。
これで7個になりました。デカフォレストまであと3個。来年も頑張ります!