3.ソウル国際マラソン (韓国:ソウル) 2014年3月16日(日)

フルマラソン 記録 3:39:01   順位 不明

ラップ&スプリット

距離ラップスプリット備考
5km25:31-(スタートロス:42秒)
10km27:0852:39-
15km26:361:19:15-
20km26:131:45:08-
25km26:092:11:37(中間点1:51:00)
30km26:392:38:16-
35km26:213:04:37-
40km24:253:29:02-
42.195km9:593:39:01-

コースマップはこちらのサイトでご覧ください> > > ソウル国際マラソンコースマップ

完走記

 「毎年出場! ソウルマラソン!」

 昨年初出場したソウル国際マラソン。50回目の記念マラソンにして初の海外マラソンであった。そしてメチャクチャ気に入ってしまったのである。ということで

 ソウル国際マラソンは毎年出場することにした。

 なんでこんなに気に入ったかというと・・・

  1. 日本事務局の対応が素晴らしく、国際レースにもかかわらず安心してスタートでき、しかもスタートラインに近いところから日本人は出発できる。
  2. ゴールがオリンピックスタジアム。日本で言えば、国立競技場にゴールできるような環境。マラソンゲートをくぐり、感動のゴールが体験できる。
  3. 北海道や沖縄に行くより格安。航空券は安いし、高級ホテルを選ばなければホテル代も安い。さらに牛肉さえ食わなければ飲食も物凄く安い!コストの面ではすべていいことずくめ。
  4. さすが大陸の国らしく、コースの道幅は非常に広く走りやすい。しかもフラットなので記録も狙える。「サブスリー」を記録すれば、「栄誉の殿堂」入りして翌年は「ゴールドーゼッケン」をもらえ、スタートライン先頭から出走できる。(早く知っていれば出場していただろう・・・)
  5. そして、やはり「ソウル」観光を楽しむことができる点。だだし、レース前日の「食いスギ」「飲みスギ」には注意(笑)。レース後はできればその日には帰国せず、安くて美味しい韓国料理を目一杯食って、マッコリや真露など目一杯飲んで、ソウル・ナイトを楽しんで帰るといいと思います。

 という5つの圧倒的なメリットを感じてしまったから(笑)

 今シーズンは(練習してないから当然)富士山マラソンから始まって、若潮、京都と走ってきたが、40分をはるかに切ることができず、いよいよ4時間が大接近してきた。京都はレース前に節制したのに全然効果なし!マジ自信喪失。ソウルはもはや開き直って「レース前節制なし」。飲んで食って楽しく走りましょう!ってか(笑)

 さ〜て、ど〜なりましたでしょうか。

実況中継

 今回のコリアナホテルからスタート地点まで400mくらい。スタートぎりぎりまでホテルにいられるし、トイレ も粘れる(笑)。部屋の窓から大勢の人が終結を始めた大イベント会場を見下ろしながらストレッチを行い、スタート40分前に出発。実に快適なスタートの朝でした。

さあ、ホテルを元気に出発!気温は10℃を下回っており寒い。

コリアナホテルはスタート地点までワズカ300mほど。ギリギリまでトイレがあり暖かいホテルにいられるので最高だ。もうあそこがスタート。

会場は一般者と遮断されるのでこのような警備隊が取り囲んでいる。なんか緊張してきた(笑)。

会場内。いったい総勢何名出場するのだろうか、情報はなし。

李将軍の像の周りもランナーだらけ。

日本事務局に顔をだし、荷物をトラックに渡す。

出発準備完了である。昨日あんなに食ったのに腹の調子は良いようだ。やはり節制しても、しなくても同じか(笑)。

スタートレーンの前で記念撮影!行ってきます!

3時間37分後、苦しみながらも最後の5kはペースを上げ、40分を切ろうと最後のガンバリ。ゴールのオリンピックスタジアムのマラソンゲートが見えてきた!

なんとか今シーズンベスト、3時間39分01秒でゴール。40分を切ることができました。この状態では大満足か。

サブトラックで完走メダルをいただきました!

ソウルオリンピックスタジアム、来年もまた来るぞ!でも4時間はなんとか切れるようにしとかんとね〜(笑)

編集後記

 いや〜、なんとか意地で40分切りしました。

 来シーズンもフルマラソン走る気力が湧いてきました。ナントカ40以内で走れるように「節制」してゆきたいと思います。来年も来るぞ!ソウル!

 では、折角ですので観光等の模様をリポートしましょう!見てみてください!こっちのボリュームのが凄いです。マラソン走りに行ったのか、食道楽に行ったのか・・・。「食道楽」でしたね(笑)

番外編

まずは、大会前々日の14(金)の模様。
夕、羽田空港国際線ロビーへ到着。

いってまいります!
(お恥ずかしい話だが、ソウルとかは国内線の感覚なので一度パスポートを忘れるという大失態をやったことがある(汗)。今回はしっかり持参しました。)

国際線の搭乗前の解放感はいいすね〜・・・。

定刻どおり16:20、金浦空港に向け出発。

今年は雲で山は見えなかった・・・。

約2時間半でまさに陽が沈む寸前の金浦空港に到着。

今回のホテルはコリアナホテル。ソウル市の中心部メインストリート沿いに建つ特Aランクのホテル。客室はすべて10F以上で静かで眺めも良い。

まずはチェックイン。ここでは言えないほどお安く泊めていただきました(笑)。

さあて、夕食を食べに東大門までやってきました。

門の上には月が輝き、幻想的な韓国ならではの雰囲気・・・。

東大門周辺には広大な各種市場があるのだが、その中に焼き魚とタッカンマリのお店が立ち並ぶストリートがある。突入!

ここに大のお気に入り料理:タッカンマリのお店がある。ありました!チンハルメ・タッカンマリ。ここのスープがもう絶品なんです。しか〜し、さすが人気店で行列ができている、まいったな〜・・・。

もう腹がへって待つ根性なし。もう一軒気になっている店が目の前にあったのでそちらに行くことに。

どうやらぐっさんが来たようだな・・・。

このお店も満員だ。期待できそう(喜)。

来た〜っ!

タッカンマリとは丸鶏のスープ炊き。基本は2人前から。

炊いている途中でお店の人が解体して・・・

こんな感じに・・・。

炊きあがるまで韓国ビール。ライトテーストでいけます!

いい感じになってきました。すべてお店のかたがやってくれるので安心です。

なにがおいしいかというと、このスープ。とは〜っ、うまいっす!なんでこんなにおいしいんだろう・・・。

そして鶏も炊きあがりました!

あっという間に完食。おいしゅうございました。感謝・・・。

さて翌日、大会前日の模様です。
午前中は連れが仕事を行っている間にソウル市内を軽くJOG。まずはホテルの目の前のスタート会場からGO!

この李将軍の像の脇がスタート地点。

光化門広場に入ってきた・・・。

ここには世宗(セジョン)大王の銅像がある。

中国人の旅行者に撮ってもらった。韓国人は日本人同様エイゴが使えないが、中国人はできるので助かる。

さらに進むと芝生広場の向こうに光化門が見えてくる。

また中国人旅行者に撮ってもらっちゃった(笑)。

光化門は王宮:景福宮(キョンボックン)の正門。その景福宮の周りを一周だ。周囲約2kくらいか・・・。

裏門にあたる神武門。見事なまでの石門である。

その反対側が大統領府:青瓦台。パク・クネくんがいるところ。

大型観光バスの駐車場を通過・・・。

一周して光化門へ戻ってきた。

ほほ〜・・・。

せっかくなので門をくぐってみましょう!

景福宮(キョンボックン)の中です。

運よく守門将交代式にぶち当たった。

出てくる、出てくる・・・。

勇壮華麗・・・

楽しませてもらいました(喜)。

その後ソウル市内に突入。

有名なインサドンを通過する作戦。ここが入口だな・・・。

ここは原宿みたいなところ・・・。

まだ朝早いので人通りが少ないが、昼頃にはたくさんの人で埋まる。

ソウルタワーがビルの隙間から見え出す。

ソウルの中心を流れる人口の清流:清渓川。

川床に降りて走ります。気持ちイイス!ここはランニングには最高ですな!

清渓川の末端が見えてきた。ここからこの川は始まるのだ。あの尖がった貝みたいなのが目印。

モニュメントの前は、ソウル国際マラソンを主催する東亜日報本社だ。ソウル国際マラソンはもと東亜国際マラソン。今回で85回目を数えるアジアでも最古のマラソン大会である。

そしてコリアナホテルに帰ってきた。これにてソウルJOG終了。

連れの仕事も午前中で終わったようなので東大門の市場で待ち合わせ。市場の入り口に到着。

ここに来るとど〜しても食べたくなる「おかし」を売っている屋台にGO!
お〜っ、焼いてる焼いてる!

おかしの定番「ホットック」である。このお店のは中に黒蜜が入っており実にユキチ好みなのだ。日本円で100円もしない。

ホットックを食いながら屋台の中を待ち合わせ場所へと進む。
凄い賑わいだ!

ものすごい量の食材が並び、どの屋台も満員。これがソウルの本質かな・・・。

こちらも満杯!

どこもかしこも満員だ〜!

連れと合流し昼飯にGO!今回は実にラッキーなことに連れの仕事の仕入先のご夫婦が食事に誘ってくれたのである。しかもユキチがどうしても食べたかった料理を食べさせてくれるという。ご夫婦の車で約1時間ほどソウル郊外をドライブすると〜・・・。

どうやら着いたようだ。看板にこれからいただく料理の絵が描いてあった。

なかなか大きなレストランだ・・・。

では連れを先頭におじゃましてみましょう!

実に大きな空間が広がっていた。もう2時近くなるので空いていてラッキー!

ほどなく料理が出てきた!実に大きな、大きなカボチャだ!

店員さんがパカリと切って開けてくれると〜っ!湯気が出てきた〜っ!

パカカカっ〜!うお〜っ!中からは実に美味しそうな鴨肉が出現!

どわ〜〜っ!これは美味しそうだ!香りが素晴らしいぞ!これぞ韓国でしか食えない料理、カボチャに鴨肉を詰めて長時間かけて焼き上げた「ホバッオリクイ」である。このお店はソウル近郊では一番のお店とか。

秘伝のタレ!

とはっ〜っ!うまいっすね〜っ!これ〜っ!
カボチャの甘味が目一杯鴨に染み込み、酸味のある上品な味わいの鴨肉が一層おいしくなっている。またこのタレが絶妙だ!

もうひとつの食べ方は、薄く切ったダイコンの漬物に巻いて食べる方法。

とはっ〜っ!うまいっすね〜っ!これ〜っ!
これもメチャうま!この鴨肉は硫黄を与えらえた鴨の肉だそうで、通称:硫黄鴨というそうだ。体内に薬効成分を蓄積しており栄養も満点!

ビール飲むのを忘れるほど感動(笑)。遅ればせながら乾杯です!

そしてカボチャだ!

とはっ〜っ!うまいっすね〜っ!これ〜っ!
もう連発です!(喜)ほんとうに御馳走様でした!ボリューム満点でとても2人で1個はしんどかったが、あまりの美味しさに全部食ってしまいました。明日のマラソンはもう終わったな(笑)

動けないほど満腹にしてもらい、さらに日本事務局のオリンピック・パーク・テルの大会受付会場まで送ってもらった。ありがとうございました!

ナンバーカード引換券・・・

無事に受付完了!昨年説明会には出ているので今年はパス。そのままホテルへと向かったのでありました。

ホテルに戻りゼッケンを装着。もう至福の満腹であとは寝るだけ。おおやすみなさい〜!

最後にレース終了後の模様です。チムジルバン(韓流スーパー銭湯)で汗を流した後、連れと合流してソウル一の繁華街:明洞に繰り出した。夕方の便で帰国しても良いのだが、やはり最後の夜は飲んで焼肉食わんとね〜(笑)。それにしても凄い人だ。

ユニクロも凄いっす!

連れは露天のジュースが好きで良く買う。その場でシェークする果汁100%。日本円で250円弱ととても安くておいしいのだ。物色中・・・。

GET!

人混みをかき分けて路地を入る。この通りにソウル通の連れが探し出した名店があるのだ。

到着〜!1年ぶり〜っ!

ママも覚えてくれていた。マラソンを走ると有名人になれる街だ(笑)。

マズは韓流肉の定番サンギョプサル。いわゆる豚の三枚肉である。ソウルではやはり「豚」が超お買い得。日本に比べて格段に安いうえにおいしい。「牛」は日本と同じくらい高く、日本の方がおいしのであまりお勧めはしない。

とはっ〜っ!うまいっすね〜っ!これ〜っ!このお店のサンジョプサルはボリューム満点、肉汁がしたたり最高だ!

先ほど「牛」は食べるな!と言ったがコレは是非食べていただきたい。

その名を「チャドルパギ」。牛アバラ肉の固い部分を薄くスライスしたもの。これは日本では見たことがない上、実においしいのだ。センカルビより絶対においしい。一見、脂バカリなのだが・・・。

じゅ〜じゅ〜焼いております!

とはっ〜っ!うまいっすね〜っ!これ〜っ!
この脂のところが最高においしいんです!ソウルに来たら是非お試しを!高いデスけどね(笑)。

〆は平壌式冷麺。この店の冷麺も最高です。なんかマラソンに来たのか食道楽に来たのかわからなくなってしまいました。でも、だから楽しい!
来年もまた来るぞ!



<このレース完走記に対する感想をお聞かせください>

感動した  面白かった  普通  つまらない

  
ページのトップへ戻る