4.スリーピークス八ヶ岳トレイルAttack Line(23k)の部(山梨県)
2013年6月8日(日)

記録 2:58:14 (130位/323人)

ラップ&スプリット

距離ラップスプリット備考
5km36:31-大会前日  スタート地点写真  5km地点写真
10km47:401:24:1210km地点写真
15km46:472:10:5915km地点写真
20km25:372:36:3620km地点写真
23km21:382:58:14ゴール地点写真

完走記

 八ヶ岳山麓で行われるレースにはすべて出場する。

 これが昨年9月、八ヶ岳南麓に山荘をもってからの決まりごと。11月に第一回八ヶ岳スーパートレイル100kの部に参加(残念ながら92kでタイムオーバー:DNF)。そして今年は5月に恒例の八ヶ岳野辺山100kを完走。で、新規の大会はないか?とアンテナを張っていたら・・・

 見つけたぞ〜っ!
 第一回開催 スリーピークス八ヶ岳トレイル ってやつを!

 で、もはや見つけた次の瞬間、自動的にエントリーを行った。2種類のレースがあるのだが、申し込んだ時には、One Pack Line (38k)の部は既に定員に達していて募集は終了。なので Attack Line(23K)の部にエントリーした。

 コースを見ると、どうやらトレイルランニングの初心者が出場するのに最適なコース。制限時間も23kで9時間半と、故障しなければ全員完走というような設定である。参加料は距離が短いワリに5000円と割高感があったがしかたない。

 6月の八ヶ岳南麓の新緑を気持ちよく走り抜けよう!

 これが大会のコンセプトでもあるワケだが、この時期、八ヶ岳山麓は新緑がとても美しい季節だという。奥多摩に比べて1か月遅れて新緑の季節を迎えるワケだ。6月にこの地に来たことがないので非常に楽しみ。

 そして、6月8日(日)はあっという間にやってきた。

 久しぶりに楽しんで走れそう・・・

 さてどうなりましたでしょうか(笑)

大会前日

この大会もALL前日受付である。前日の3時過ぎ、受付会場兼スタート&ゴール会場であり、そして名所史跡でもある三分の一湧水の湧水館にやってきた。既にスタートレーンが設置されていた。

スタートゲート前にて。
いや〜、
やっぱ太いね〜(笑)

会場はたくさんの出場者でいっぱい。そうか!今の時間はイベントやってたんだ。

お〜、じゃんけん大会で盛り上がっているぞ!

壇上には今や日本の最強のトレイルランナーとなったヤマケンこと山本健一選手がいた。確か彼は韮崎とかの高校の教師だったかな。

受付〜、受付〜っと・・・。

ゼッケン「5181」いただきましたあ!
その後、おとなしくとっとと会場を後にしたのでありました。

当日実況中継

当日は快晴!午前6時45分、高原の澄んだ空気の中、会場に到着した。

おりしもOne Pack Line(38k)のスタート直前(7:00スタート)。

観衆も大勢集まっている。

場所柄、お犬さんを連れた皆さんも多い。うちのサスケ君は人が嫌いなのでおいてきた(笑)。

お〜、選手がスタートラインに集結している。

ヤマケンもいるな・・・。

7:00号砲!One Pack Line 約450人がスタートした!

いってらっしゃい〜!

ってコトで、誰もいなくなったスタートラインにて記念撮影。30分後の7:30にここからスタートだ。

上空は「快晴」!素晴らしい天候に恵まれた(喜)。

会場から甲斐駒が真正面に見える・・・。

この時期、ほとんど雪がなくなった。

テント越しにこれから向かう八ヶ岳連峰もクリアーに見える・・・。

この大会、制限時間が異常にゆるいこともあり、女性ランナーの目につくこと。仲間で参加している人がたくさんいる。楽しそうだな〜・・・。

いよいよスタートラインに集結開始。

約360名がスタートラインに集結。

7:30号砲!23kの八ヶ岳南麓の高原トレイルランが始まった!

三分の一湧水公園をでると、甲斐小泉駅方面へ向かい登ってゆく。

スタート直後は傾斜のある登りが続く。初心者の方が多いのか、すでに歩く人が続出。今回の私のノルマは、タイムはどうでもいいのだが「一度も歩かないコト」。周りに引きずられてはなりません(笑)。

南アルプス連峰を左手に見ながらゆっくりと進んでゆく・・・。

スタート後10分ほどは舗装路が続く。長いランナーの列がず〜っと後方まで続いている。

ほどなくこのコースの「売り」、信玄の棒道に突入!ここからはオフロードになる。

この辺りは泉郷を始め多くの別荘地があるのだが、その別荘地内を棒道は貫いて伸びてゆく。おしゃれな別荘を観賞しながら走ることができる。

お〜、だんだんシングルトラックになってくる・・・。

このあたりは完全にシングルトラック。かわいい「道しるべ」が印象的。のどかな高原の森の中を駆け抜けてゆく。

といってもシングルトラックはそうは続かず幅のある林道がほとんど。非常に走りやすい。もともと信玄の軍事道路だったのだから当然か(笑)。

新緑の中、気持ち良く楽しんで走らせてもらってま〜す!

おおっ!騎馬に乗った大会スタッフが棒道脇で応援してくれていた。粋な応援、ありがとう!

八ヶ岳高原ラインの下を通過・・・。

棒道はおおむね平坦だが、ところどころでゆるいUP・DOUNはある。

約5k近く走ると右折していよいよ本格的な登りに入った。この時点でホトンド走っている人はいない。のどかなレースだ。

するとスグに5k。平らだったのに36分もかかる。遊びすぎか(笑)。

ということで、この登り区間は気合を入れてきっちり走って登ってゆきました。まわりは100%近く歩き。

はるか彼方の頭上に編笠山(2524m)の丸い山頂を望みながら、八ヶ岳南麓の新緑の中を登ってゆく・・・。

最初の本格登りが終わるとコースは右折し、観音平に向けて斜面を大きくトラバースしてゆく。ここからがこのコースのハイライト!気持ち良くフラットなトラックを疾駆してゆく。

このトラバース区間は視界が開け、開放感抜群で実に気持ちいい!前方に薄く富士山がみえる。

右手には南アルプスの峰々が展開・・・。

行け行け〜っ!

快適なトラバースもここで終了。ここからは観音平へと続く、本格登り第二弾開始!要所、要所にスタッフの皆さんがいてくれ、安心して走れる。

八ヶ岳連峰に向け本格登り第二弾が始まった。

きつい傾斜だが草付のフカフカで気持ちの良いトレイル。余裕で走って登ることができました。

振り返れば、右手から鋸岳〜甲斐駒ケ岳〜アサヨ峰〜北岳〜鳳凰三山と南アルプス北部の名峰が一望できた。素晴らしい・・・。

本格登り第二弾はあっという間に終了。また山裾を回り込んでゆく平坦な林道を進む。

すると約9k地点のエイドが見えてきた・・・。

エイドはここ一か所だけ。帰り道でまたここを通過するのだが、その時は約15kくらい。ここの地名は「鐘掛松」というらしいが、そのような「松」は見当たらなかった(笑)。

いろいろ置いてあった。

果物とコーラをもらい小休止。

さて、レース復帰。また林道を飛ばす。

このあたりの新緑は素晴らしい・・・。

雄大な下り。八ヶ岳の「懐」に入り込んで走っていることが実感できる。

下り切ったところから本格登り第三弾!
突入〜っ!一切歩いてませんよ(笑)。

するとほどなく森の中で10k。

この登りが一番本格的だった。

あ〜あ、詰まってきた。詰まって渋滞したところで初めて歩く。シングルトラックで抜くことができないのでしかたない・・・。

こういうところもそうだ。先が歩いたらこちらも歩くしかない・・・。

しばらく登りが続き、コース最高点を通過する。

一転豪快な階段の下降が始まる。

ぐ〜んと下ってゆく・・・。

ず〜と下りかと思いきや・・・。

まだ登りもあったのね(笑)。

苦しいけど走って登ってます!

すると今度こそ本格下り!カッ飛んで下降開始〜!メチャ下りやすいトレイルだったので体重70kでもガンガン飛ばせた(喜)。

一気に下り切り、先ほどの「鐘掛松」のエイドを通過するとほどなく15k。

先ほど登ってきた斜面をこんどは気持ちよく下る。いや〜、爽快!

正面に北岳!

甲斐駒も見えてくる!気持ちいい〜っ!

で、再び棒道に戻り、もと来た道をゴール目指し走る。

20k通過!あと3k。

ゴール手前の舗装路に出た!上空のすじ雲が美しい・・・。

三分の一湧水公園に入る。もうすぐゴールだ!

花道に入った!

10m

5m

2m

ゴ〜〜ル!

終わった〜っ!

いや〜、2時間58分、楽しませてもらいました。このレース、特にAttack Lineはトレイルレースが初めての方にお勧めです!是非参加してみてください。来年はOne Pack Lineに出場してみます。

完走証はこのようにスグに発行してくれます。「いい大会でしたか〜?」というスタッフさんの質問に「最高デス!」と答えたらお土産もつけてくれました。
―おわり



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