八ヶ岳高原ヒュッテ

登山の翌日は見事な筋肉痛。まともに動けないので観光へ行くことにした。野辺山に野菜を買いにゆくついでに、憧れの八ヶ岳高原海ノ口自然郷別荘地(実に200万坪の広大さ)にある八ヶ岳高原ヒュッテに行ってみた。

皆さんなんとなく見覚えあるでしょう?この建物、1976年(昭和51年)にテレビドラマ「高原へいらっしゃい」(田宮二郎・由美かおる主演)の舞台として利用されました。佐藤浩市主演でリメイクされTBS系でオンエアーされたのも印象深いですね!

1968年に元公爵徳川義親氏の東京目白邸宅をこの地に移築し、この八ヶ岳高原ヒュッテになっている。イギリス中世のチューダー様式(木造軸組工法2階建て・延床面積は799m2)で、現在はゴールデンウィークと夏季(7月中旬~9月初旬)のみティールーム、レストラン、各種ギャラリー、売店が季節営業している。ちょうど7/13より夏季営業が始まったばかりである。

実にクラシカルなフロント・・・
フロントの上は大きな吹き抜けになっている・・・
大きく開いた窓からは八ヶ岳連峰が見渡せるが、今日は見えない。標高1500mの爽やかな高原にいることが実感できる。
階段を含む廊下はすべて赤い絨毯が敷き詰められている。2Fに上がってゆく。いい雰囲気だ・・・
ヒュッテ館内を見まわすと、階段の親柱などにある多くの熊の彫り物に気づきます。熊の彫り物といえば北海道アイヌの土産品ですよね~。なんでこんなところに?

実はこの熊の彫り物の歴史に徳川義親元侯爵が大きくかかわっています。義親氏は、明治維新後の生活に窮していた旧尾張藩士のために、北海道に土地を得て開拓(後の八雲村)を始めました。大正10年の洋行の時にスイスで熊の彫り物の土産と出会い、これを八雲の土産品として取り入れようと思い立ち、いくつもの彫り物を持ちかえって村人や近くのアイヌの人々に伝えたそうです。それが長い時を経て北海道の土産品として定着したといわれてるんですね~。勉強になりました。
ということで、ティールームへ。
ケーキセットを連れといただこうと思ったが、愛犬サツも一緒なので室内はダメ。お~・・・、外に居心地の良さそうな庭園がある・・・

外に出てみると・・・。お~、素晴らしい!
外の庭園にはテーブルがないのでケーキセットはダメということで、急遽ソフトクリーム(350円)にした。とは~っ、これ美味いワ!TOPレベルのおいしさ。お勧めですよ!
せっかく連れ出したのに、サツは非常に弱虫なので速く車に帰りたくてしょうがない。この庭で遊ばせようとしたが、逆にいじけてしまった。しかたなくソフト食ってる間はつないで置く。普段はソフトクリーム大好きなので、ペロペロ食べるのだがまったく食おうとしない・・・。
サツ、記念写真撮ろうよ~っ!ってことでチャレンジ。マズはロングレンジから。
おいおい、いい顔してくれよ~(汗)。くそ~、あっち向いてやがる・・・。
「ちっ、しょうがね~な~、ペッ!」って感じで、やっとこさこっち向いてくれました(笑)−続く

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