RUNNING FOREVER 心は永遠にサブスリー 出場レース 結果報告

7.越後湯沢コスモスハーフマラソン (新潟県) 9月30日(日)

   ハーフマラソン 記録 1:28:07     21位/314人中(40歳代)

天候 雨 気温18.5℃

ラップ&スプリット

5K 22:23
10K 20:43 43:06
15K 19:56 1:03:02
20K 20:38 1:23:40
21.0975K 4:27 1:28:07

 

 完 走 記

プロローグ

 2007年秋、今シーズンの開幕戦は「越後湯沢コスモスハーフマラソン」で始まりました。ハーフマラソンは今のユキチにとって関心のない距離なのですが、社労士仲間の方がランニングの世界に完全に嵌ってしまい、始めてのハーフマラソン挑戦ということで、ユキチが企画・エスコートを行ったわけです。しかし、選んでみたものの高低差250mにおよぶ難コース。初挑戦の社労士、W谷さん、Mさんにはかなりキビシイコースとなりました。ゴメンピ〜!

 朝3時30分起きし、4時30分、愛車のメルセデスAで自宅を出発。お二人を迎えに行き、所沢ICより関越自動車道にON。8時前に湯沢中央公園陸上競技場到着!お〜、なかなかの公園施設である。気温は15〜18℃くらい、曇りで雨が降りそうで降らないランニングには最高のコンディションであった。

 会場の陸上競技場周辺。のどかな環境である。子供のレースも学年別に行われるので、家族連れが多い。テントやターフが良く似合う、アウトドアライクな競技場であった。
 周辺にある芝生公園より陸上競技場を望む。ね〜!のどかでしょう・・・。
 マラソングッズ販売ブースも大賑わいである。
 全体で約2000名がエントリーしている。続々選手が到着し、ゼッケン交付所は行列が絶えない。
 今回の参加のメンバー。左よりユキチ、ハーフ初挑戦の社労士、W谷氏、M氏。W谷氏は支部の副支部長さん。M氏は社労士受験界ではベテランの某有名校の実力派の講師さんである。

実況中継

 今回の楽しみの一つは、レナウンAC現役のエース、間宮選手とのバトルである。彼は去年もう少しのところでサブスリーを逃した。今年は悲願の「サブスリー」達成に向け、仕事の忙しい中、日夜猛練習を行っている努力家である。体脂肪は8〜9パーセントという驚異的に引き締まった身体をしている。凄すぎる!なんとしても「サブスリー」してもらいたいものである。

競技場の外周を逆周りに走り、ウオーミング・UPを行っていると・・・。お〜!イタイタ!向こうから間宮君がやって来た。レース前のタクティクスについてお互いに意見を交換し健闘を誓い合う・・・。「つぶれる覚悟で前半から行け!」これがユキチのアドバイスであった。

スタート15分前、スタート地点へ向かう。ハーフには1200人程度が出場するが、簡単に前に並ぶことが出来る。例によってスルスルと入り込み最前列に並ぶ。花田監督率いる上武大学の長距離ランナーが5〜6名オープン参加で出場だ。箱根駅伝の予選会が10/20(土)行われるので、学内選考のレースかも・・・?

号砲一発、よせばいいのに最前列から勢い良く飛び出す。50mくらいTOPを走りペースを落としてゆく。う〜む、全然軽くない・・・。身体は軽いどころか「やや重」である。苦戦の予感・・・。

                  

 0〜5K 22:23
この区間は5Kで高度155mを稼ぐ。つまり5Kで155mを登ってゆくわけだ。1Kまでで15m登るのだが、ほぼフラットな感じで3:56で通過。通過した次の瞬間!「ウ〜スッ!」間宮選手が右脇をすり抜けて追い抜いてゆく・・・。来たか!ついてゆこうとするが・・・、アララ?ハレ〜?ゲゲッ・・・!ついてゆくことが出来ない。「つっ、強え!」くやしいがまったくつけない。柔らかな軽〜い走りで登ってゆく。ナンカ自分の走りを見ているようであった。て〜なわけで、全くバトルにもならず、あっさり降参! どんどん彼の姿が遠ざかってゆくのを見守るしかなかった。次の1〜2Kでは25m登るのであるが、ここで4:23もかかる。ひえ〜っ、弱わ〜・・・。4〜5Kでは55m登るきびし〜いロード。ここは4:52もかかった。想像以上の坂道であった。

 5〜10K 20:43
スタート直後より降り出した雨は本降りとなる。5〜6Kまではこれでもかとばかり、55m登る。大源太湖手前を左折すると、いきなり下りが始まる。あ〜っ、やっと登り終了〜!でも大源太湖はまったく見えず、イメージと違い狐につままれた気分だ・・・。6〜10Kでは一気に160m駆け下りる。スゴイ下り!なるべく足を使わないように走るがなんかバネが無い感じ。抑えて走ってもキロ3:40〜45くらい出ている感じなのだが、実際には3:50〜55しか出ない。おかしい? ・・・。不調である。結局この区間20分切れず、苦しい展開。

 10〜15K 19:56
この区間は5Kで70mを下ってゆく。なだらかな下りでもっとも走りやすく、スピードに乗れる区間ある。でも相変わらずスピードに乗れない・・・。キロ3:50Kを上回る感じで走っているのだが、やはり実際はキロ4:00ギリギリのタイムしかでない。おかしい?・・・ ショック! う〜む、これが今の実力か・・・。諦めの心 (ココロ)が芽生えてしまった。

 15〜20K 20:38
16Kまで20m下り左折。これで遂に下りは終了。左折後いきなり登り返し、新幹線の高架下を通過し、駅の繁華街の通りに出る。あとは20Kまで40mゆるやかに登って陸上競技場を目指すのである。「おりゃ〜!」 ここは意地でガンバル!登りとなり苦しいが、必死に足を前に出し登ってゆく。後で聞いたらこの区間だけ間宮選手のラップを上回っていた。(ちょっとダケ・・・)

 20K〜ゴール 4:27
この区間はホボフラット。最後17K付近からバトル状態になった、ブルーのランシャツのお兄さんとの一騎打ちとなった。17Kすぎから2人で競り合いながら、ガンガン他のランナーを追い抜いてきたわけである。でも負けた!残り300mでお兄さんが万を持してスパート!「つっ、強え!」 本レース2度目の屈辱である。またしても遠ざかる彼の後姿を見守るしかなかった・・・。
降りしきる雨の中、遂に1:28も切ることが出来ずゴール。力不足を痛感した越後湯沢であった。

でも、コスモスはどこに咲いてたんでしょうかね〜? まったく見なかったけど?またしても狐につままれた感じ・・・。

エピローグ

 初ハーフを戦った社労士のW谷さん、Mさんは、このキビシイコースにもめげず、2人ともキロ6を大幅に上回るペースで走りきった。お見事!ステキ! レース後、北関東随一の露天風呂を誇る、水上温泉:奥利根館へ向かう。ユキチの顧問先の観光会社さんに手配してもらったので、一般のツアー料金で、部屋は最上階の特別室に、夕食は部屋食にと安い料金で最高のサービスを受けさせていただいた。感謝!レース後の温泉三昧、ビールの味は格別であった。

 昼食は、駅前のソバの老舗へ、越後名産「へぎそば」を食べに行った。来た〜!お〜っ、スゴイボリュ〜ム!なんと5〜6人前を3人でペロリとたいらげてしまった。

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