RUNNING FOREVER 心は永遠にサブスリー 出場レース 結果報告

■2009年 レース結果報告

12.つくばマラソン(茨城県)11月22日(日)
 フルマラソン 記録 3:08:27 731位/11235人中

天候 晴れ 気温13.6℃

ラップ&スプリット

5K 21:40 (ロス4秒)
10K 22:00 43:40
15K 22:06 1:05:46
20K 22:28 1:28:14 ハーフ 1:33:01
25K 22:17 1:50:31
30K 22:18 2:12:49
35K 22:09 2:34:58
40K 23:04 2:58:02
42.195K 10:25 3:08:27

コースマップ

完走記 ▼プロローグ

シーズン最初のフルマラソン。常にそのレースは「つくば」である。今年も「つくば」に出場することになった。実に12回目の出場である。

え〜っ!コースが新しくなってる!

ランニング仲間に言われて気が付いたのであるが、今年からコースが一部変更になった。前半の部分だ。いままでは大型道路を4分の1に規制した狭いロードを約10k付近まで走っていた。車がスグ横を走るせわしないロードであった。今年からその部分をコース変更し、広くて走りやすいロードを使用。ますます走りやすくなった。

つくばを毎年走る理由は  「記録を狙いやすいレース」  であるから。具体的には・・・
@ほぼフラットで高速コースである。 A気温が毎年12〜15℃と、とても条件がよい  B天候も毎年安定している。(つくばおろしは11回走ったが1回しか食らっていない)

という感じ。今年はさらに「走りやすいコース」となったようだ。

しか〜し、今年の自分といえば、夏の走り込みもセズ、シーズンに入ってもやる気がおきず「ちんたら練習」の日々。11月初旬にハーフを走ってソコソコのタイムは出したものの「サブスリー」に挑む気持ちがなく、その後も「ちんたら練習」の繰り返し・・・・。

あ〜っあ、ど〜にも気合が入らん・・・

ということで、せっかくコースが良くなってもとても好タイムは望めない状況。ちゅ〜ことで、今回のターゲットタイムはキロ4:25〜30で押してゆき、「3時間10分以内では走る」 ということにした。

とりあえず、減量だけはして68k台は維持してレースへ向かう。さあ、ど〜なりましたでしょうか(笑)

1

秋のつくばに今年も到着。

 いつものように落ち葉を踏みしめて会場へ向かう。空は曇っているが、後晴れの予報が出ている。

2

今年は大学の競技場が使用可能。

3

新しいシステムとして、今年から「ゼッケン」「チップ」等が事前に郵送されてくるようになったのであるが、引っ越したので届かないというハプニングがあった。

 総合案内に取りに行った。ナゼ届かなかったかというと、「メール便」を使ったから。郵便局を使わないので引越し先転送のシステムが無く、本部に戻ってしまったのである。

4

チップもこんなのになった・・・。

5

今日は、3時間10分以内にこのゴールを駆け抜けたいが・・・。

完走記 ▼実況中継

0〜5K 21:40(ロス4秒)
 スタートラインからスグ後方からスタートした。ほとんどロスなし。しかし、「サブスリー」を狙って走るわけでもないのでややむなしい・・・。

早く行かないように、行かないようにと抑えながら走る。新コースになり、4k付近で大学の周回ロードを出て一般道へと入った。ほぼ予定のペースで5Kを通過する。

5K〜10K 22:00
 5kから10kまでが新コースの大きな改定点である。従来は学園東大通を北上した。広いのだが片側2車線を1車線に制限するので、狭い上にスグ横を車が走行しあまり走りやすいとはいえなかった。

今回から、反対側の学園西大通を使用。片側2車線をフルに使っているので広い!ゆったり走れる。この5kも予定の一定のペースで進む。完全にONペースに嵌った。このまま等速でゴールまで押してゆけばよい。

10K〜15K 22:06
 ONペースでたんたんと走る。まだ全然疲れは感じない・・・。

15K〜20K 22:28
 15K手前でつくば真岡線バイパスに出る。ここから21キロ手前の折り返しまで6kの直線ロード。調子が悪いと長く感じるし、良いと短く感じるところである。

長くも、短くも感じることなく、この区間も一定のペースで走りきる。疲労感は今のところまったくない。なんか、いけそうな気がする区間であった。うししし・・・。

20K〜25K 22:17
 ハーフ通過!予定通り!しかもまだ余裕!

この時点では、後半のハーフで伸びて3時間5分を切るコトが可能のように思えるほど快調であった。
(昨年も同じような感覚であったから、スタミナについてはマダ自信が持てないのであるが・・・。)

25K〜30K 22:18
 しか〜し、25kスギに早くも足にきた。足が上がらずストライドが伸びない。気が付くとONペースを保つことが苦しく、ズルズルと後退気味になってくる。  弱い・・・、やはり来たか〜

ここで救世主が現れた!ちょうどキロ4:25〜30くらいのスピードで走る大集団である。総勢10名くらいか・・・。足に来て一気にペースダウンしていたので、28k付近で完全に吸収されてしまう。

くそ〜っ!ここからはナントしてもこの集団に喰らいついて行くんだ!という決意を持って吸収されたままペースUPし、ど〜にかリズムを取り戻し、スピードダウンを堪えきった。最大のピンチを克服し、集団の中でリズムを取り戻し、予定のONペースで30kを通過した。

30K〜35K 22:09
 30kからが心配であったが、苦しいながらもマダ足も残っており集団の中でひたすら耐えながら走る。

この区間もややペースを上げた形で通過できた!いいぞ〜!なんとか10分は切れそうである。

35K〜40K 23:04
 しかし、やはり35キロスギに本格的に足に来た。集団もバラケ始めたのであるが、先頭を引っ張る2人に遂に付いてゆくことができない。徐々に離されてゆく・・・。

足にバネがなくなり、ベタベタになって来た。完全な「スタミナ切れ」だ。練習不足ガここに来て具現化してきた。やはりマラソンはごまかしの利かないスポーツである。

苦しい〜!

しかし、必死に足を動かしペースダウンを防ぐ。ここまで来たらナントしても10分切り。できればフルマラソン年代別でTOP100に確実に入れる8分台でゴールするのだ!目標レベルは低いがネバリにネバリ走る。

40K〜ゴール 4:49
 アト2k。この2kのナント長いこと長いこと・・・。「スタミナ切れ」を起こした後はいつも地獄である。しかし、今回は「魂」が死んでいないので、諦めずに自分と戦いながら進めている。

8分台が見えてきた。陸上競技場内に入る、最後のカンバリ!

うおお〜っ! 最後の力を振り絞りスピードをあげた・・・。

ゴ〜〜ル! もう一歩も走れん・・・。完全燃焼!8分台達成!

▼完走記 エピローグ

ひ〜っ、しんどかった。その一言である。

練習量と、状態のワリにはナントカ頑張ったレースとは言えるであろう。しかし、

「速くても、遅くても苦しすぎて身体に悪い」

40回目のマラソンで再度「フルマラソンの真髄」を思い知ったレースでありました。