天候 晴れ 気温14.6℃ 浜松市四ツ池公園陸上競技場
▼1K毎ラツプ
3:48 → 3:58 → 3:54 → 3:59 → 3:46 (5K 19:25) |
3:54 → 3:57 → 3:57 → 4:01 → 4:18 (10K 20:07 39:32) |
3:47 → 3:57 → 3:55 → 3:56 → 3:57 (15K 19:32 59:04) |
ラスト1.093k 3:58 (ゴール 1:03:02) |
完走記 ▼プロローグ(前日)
09年に入り3レース目。1レース目の葛飾柴又の10Kのレースでは無残にも40分かかり自己ワーストを記録。2レース目の館山若潮ではサブスリーも狙うコトができず、練習レースになってしまった。ひとえに12月から忘年会〜年末年始〜新年会と続いた「不摂生」による練習不足が原因である。
今回のレースは違うゾ! しっかり練習したゾ!
館山のフルマラソン終了後から規則正しい生活を取り戻し、2月からは本格練習を開始。今シーズンのメインレースである3月22日の東京マラソンでナントしても「サブスリー」を記録すべく気合を入れて練習した。
「スタミナ」と「スピード」を養成するため、30キロ走とインターバル・トレーニングという相反する練習を並行しておこなった。ちなみに2月に入りこのレースまで、休日を利用して30k走を5本、20k走を1本とロングをこなし、平日には700m×3のインターバルを行い、合計36本。
これだけやればナントカなるよな〜。
わざわざ浜松まではるばる来たのは50歳以上の部があるから。絶対「入賞」を果たさねばならん!レース前日の21日(土)に期待と不安を胸に浜松に入ったのでありました。
さ〜て、どうなったでしょうか?
まずは大会前日の模様をお楽しみください!
東京発10:26のこだまに乗り12:24分浜松着。JR東海のプラットこだまを利用すると6300円で浜松までいけるのだ。しかもビール一缶(350ml)のサービス付。 |
浜松は約7年ぶりである。 |
そこで今日は、せっかくなので遠州灘に広がる「中田島砂丘」までJOGしてみるコトにした。 |
駅からまっすぐ南に・・・。 |
約5kほど進み、砂丘に到達する直前に「浜松まつり」の会場が左手にひろがる。 |
来た〜!これが中田島砂丘の入り口。 |
遠州灘沿いに広がる広大な砂丘である。 |
砂丘入り口にて・・・ |
ご覧くださいこの砂丘。風紋がきれいにでています。 美しい・・・。 |
砂丘の中を進むと、遠州灘が光の中に見えてきた・・・。 |
遠州灘に到達!今日は風が強く、海は荒れています。 |
いや〜、来てよかったです。 |
駅にもどり今度は温泉だ〜!即効で弁当とビールを買い、温泉ゆきのバスに乗り込む。浜名湖のほとりにある「舘山寺温泉」へGO! |
ホテルの屋上、地上40mに絶景の露天風呂があるという。露天風呂好きのユキチにとってはナントしても入りたいお風呂なのであった。 |
階段を上ってゆくと・・・。 |
このようなところにもチャント貴重品ロッカーがある。さらにタオルは使い放題。 |
うお〜っ!いいね〜っ! |
手前の湯船にはコンコンと湯が流れ落ちている。 |
奥の湯船はジャグジーのごとき「泡」風呂。 |
のははははっ〜・・・。これはハッキリ言って「極楽」デス。 |
そして眼前には浜名湖の大展望が広がります・・・。 |
露天風呂の湯の中から眺める、日の落ちてゆく浜名湖は大変美しい・・・ |
完走記 ▼実況中継(当日)
大会当日。今日は名古屋から「どらんくと〜ちゃん」こと高山さんが名古屋から参戦!朝7時30分、浜松駅で待ち合わせて大会会場入り。 |
受付へGO!この時間でこの人、人、人・・・。 |
10マイル50歳以上の受付場所。 |
競技場のスタンドに陣取り、準備を行う。 |
10マイル(16.093k)のレースは初めてである。距離的にはハーフマラソンより5k(正確には5kと4m50cm)短い。・・・というコトは・・・。やはり最悪でも平均キロ4分で走りきり64分台前半は出したい。いやこれだけ練習したので63分台は死守し確実に入賞を果たしたい。できれば62分台達成だ!しかし季節はずれの暖かさ。これは暑くなりそうである。
総勢1240名のランナーがトラック上に集合を開始。と〜ちゃんと最前列より2〜3列目、中央付近にススッと並ぶ。「いざ、勝負!」 お互い健闘を誓い合い握手!
ひさしぶりにトラックからのスタート。なんかいいね〜・・・、緊張感がなんか違う。な〜んて思っているうちに「ド〜ン!」と号砲!いっせいにスタート!
▼ 0K〜5K 19:25 (3:48→3:58→3:54→3:59→3:46)
速い!さすがに短い距離のレースのスタートでは皆すっとんでゆく。左隣から出たと〜ちゃんも独特のぴょんぴょんと飛び跳ねるようなフォームで加速してゆく。トラックを4分の3周してゲートからロードへと出てゆくのだがゲート付近ではずいぶん引き離されてしまった。ついてゆくことができず・・・。
1K通過、3:48。うむむ・・・、調子が良いのか、悪いのか、重いのか軽いのか。ナ〜ンカはっきりしない状況である。(温泉に入りすぎてマッタリしちゃたかな〜?) 1Kスギから500mで標高15mほど上る坂がある。2k通過でこの坂のある1kを3:58。いいのか悪いのか・・・。まだ体がナ〜ンカ動かんの〜・・・。
3K〜4Kと進み、3〜4Kの1Kが3:59。あわわわ・・・。これはショック・・・。実は、余裕を作りながら走りたいのだが、ちょっと気を抜くとキロ4分を超えそうなのである。あれだけ苦しい練習したのに、キロ4分を今だ余裕を持って走ることができない・・・。弱い!16キロすべてズ〜ト力走しなければならないコトが判明。次の1Kはついつい気合が入りすぎ3:46まで上がってしまった。
▼ 5K〜10K 20:07 (3:54→3:57→3:57→4:01→4:18)
余裕を作るコトができず、力走状態を継続。しかし7K、8Kと徐々にしんどくなる。辛れ〜・・・。
8Kの先で折り返し。お〜っ、と〜ちゃんが来た!その差は約50〜60mくらいだろうか・・・。相変わらずバネの利いた良い走りをしている。調子がよさそうだ。それにひきかえコチラは・・・。
8K〜10Kが一番しんどかった。体が重く、遂に8〜9k間では4:01と4分以内を死守できず。さらに9〜10キロ間ではナント4:18もかかる。ひえ〜・・・。
絶望感が漂い、苦しくて、ここでレースをやめたくもなった。
▼ 10K〜15K 19:32 (3:47→3:57→3:55→3:56→3:57)
失意で気力が著しく低下したが、ど〜考えても4:18まで落ち込む走りはしていない。非常にキビシイ展開だが粘りに粘って走りきろう!そう思い直してがんばる。すると〜・・・。
10〜11K間はナント3:47!これは絶対に距離表示の間違いだ!よかった〜っ!
ゲンキンなもので一気に気力がよみがえってきた。まだ63分台はいける!
すると不思議なもので8〜10k間であれだけ重く苦しかった走りが変わる。体が動きだし、軽快でリズミカルな走りができるようになってきた。いいぞ〜!17k以降は快調にラップを刻んでいけるようになった。さらに残り3K付近からホボ同じスピードのランナーが3人集結。バトル状態となって進んで行く。
▼ 15K〜16.093K 3:58
もしや・・・。時計を確認すると62分台も可能性がある。まだカナリ余裕があるぞ!よ〜し!
15Kスギから今度は下りが始まる。 そこを利用してスピードを上げる。しかし3人とも一団となり離れる者はいない。これはトラック勝負だ!負けるワケにいかん!という気持ちと、62分台を出す!という気合が体を突き動かす。
3人揃って競技場へ突入。最終コーナーを回り直線へ。
「うりゃ〜!」すさまじいラストスパート合戦!3人ともホボ同時にスパート!
「おどりゃ〜!」 残り30m。二段ロケット点火〜!これはもう100m走並みの全力疾走!
ゴ〜〜〜ル! もう目一杯だ〜!
ゴールするとそこにと〜ちゃんがいた。残念ながら62秒台にあと3秒足りず・・・。彼は見事に62分台をたたき出した!その差16秒・・・。恐るべし、と〜ちゃん!最初から最後まで彼の背中を見ることができなかった。完敗で〜す。でも自分では納得のゆく走りができ満足でした。
お互い固い握手を交わし、健闘をたたえあったのでありました。これはビールがうまいぞ〜!めでたしめでたし。
おかげさまで、ナントカ6位に入賞していました。 |
各部10位まで表彰。6位まではメダルと賞品が授与されます。 |
いよいよ名前がコールされ6位の表彰台へ上がります・・・。 |
メダルをかけてもらいました。 |
賞状、メダル、そして賞品に「うなぎパイ」をいただきました。 |
と〜ちゃんと記念撮影。 |
レース後は近くのスーパー銭湯で一風呂浴びて、いよいよ飲んだくれ大会開始〜!17:50分の新幹線まで目一杯飲みましたよ〜! |
「むつぎく」さんは創業50年ちかい老舗。 |
やっと入店し、来た〜っ! |
真上から見るとこんな感じ。 |
最後に今回ゲットした賞状とメダル。 |