RUNNING FOREVER 心は永遠にサブスリー 出場レース 結果報告■2008年 レース結果報告2.読売犬山ハーフマラソン (愛知県) 2月24日(日)ハーフマラソン 記録 1:24:37(NET1:24:34) 115位/2736人中 天候 快晴・やや強風 気温6.0℃ ラップ&スプリット
完 走 記プロローグ 週始めに風邪を引いてしまった。しまった〜!と思ったときにはスデに時遅し。寒気が身体を駆け抜けていた。くそ〜・・・、折角上手に追い込んで練習を重ねてきたというのに努力も水の泡だ〜! しかしコレもまた実力のうち。自分が悪い。コンディション作りの失敗もまさにその時点での自分の実力なのである。薬を買い込み月、火は早く寝て1日9時間睡眠を実施。なんとか軽度に抑えようと必死の努力である。幸いにも症状は軽くて済み、金曜にはホボ収まった様子。土曜から薬の服用は止めることが出来た。 前回、勝田の故障での惨敗といい、シーズン後半は、ど〜も悪い流れに嵌っている感じだ。今回のハーフは当初、目標を1:22:30に設定していたのだが、とても無理な話。「24分台で今シーズンBESTタイムを出す」に急遽下方修正である。そしてハムストリング君の無事を確認し、最終戦の「荒川」でのサブスリー達成につながる走りになればよい・・・。 前日の土曜日。浦和のさいたま共済会館で、埼玉県労務士会主催の研修会で「講師」を委任され、気迫をこめて講演を行った。 実は東京駅発20:23分発の新幹線に乗らねばならない。限定列車利用の格安チケットなので乗り遅れたら特急券は無効だ。ピンチ、ピンチ、大ピン〜チ!大混乱の中、浦和駅に戻り、並んでイ〜ライラしながら待って、なんとかタクシーをGET。その後も渋滞でドンドン時間がなくなってゆく。胃が痛て〜・・・。約45分かかって北朝霞に到着。よっしゃ〜!ギリギリで間に合うかも! 車で家に飛びかえり、5分で着替えて飛び出す。講演にスタッフとして参加してくれた飯倉氏のサポートもあり、悪戦苦闘しながら18分前に東西線大手町駅に到着。そこからランである。走りに走り、発車12分前に東京駅:新幹線ホームに到達することが出来た。ギリギリセーフ!あ〜あっ・・・、メチャ疲れた1日であった・・・。 やっぱ、ついていない・・・。流れは非常に悪い感じだ。明日は大丈夫なのだろうか・・・。ふとそんな弱気な気持ちがした前日であった。ふい〜・・・。
実況中継 いよいよスタート時間が近づいてきた。約20分前、防寒のトレーニングウエアを脱ぎスタート地点へ向かう。今回のイデタチは、やはり気温6℃とかなり寒いので、ノースリーブのランシャツにアーム・ウオーマーで上半身を包み、ハーフタイツを履いて足をカバーした。さらに風対策に得意の「透明ゴミ袋」をかぶる。と〜ちゃんもかなりな寒がりで、ロングスリーブのランシャツにハーフタイツというイデタチである。 この大会のスタート位置への整列方法は独特であった。ゼッケンはタイム申告順になっている。今回も気合を入れて申告したので、一般参加の74番目のゼッケンをもらった。と〜ちゃんも285番目。同じゾ〜ンから出られる。 で面白いのが、ロード上のスタート地点には直接行かず、マヅは大会会場の広場に整列するのである。ゾ〜ンごとにプラカードを持ったお姉さんが先頭に並び、その後ろに整列。とその時「パーン!」と号砲・・・。陸連登録等公認の部の約500名がスタートした。1般の部は5分後のスタートである。次の瞬間、スタートへの移動が始まった。お姉さんが走る走る・・・。後にランナーの大行列がついてゆく・・・。こうしてスタート位置への整列が完了。当然ユキチと、と〜ちゃんは3列目のBEST位置をGET。後は号砲を待つのみである。 「頑張りましょうね!」と〜ちゃんと健闘を約して握手を交わす。と〜ちゃんとの実力差はホトンド無い。かなりいい勝負になりそうだ。う〜む・・・、と〜ちゃんが絶好調だと危ないの〜・・・。でも今は負けるわけにはいかんよな〜・・・。な〜んて思っているところで「ドカーン!」と号砲!いよいよレースが始まった。 ■0〜5K 19:39 1k通過、3:43。おおっ、いいぞ!これでもきつく感じない・・・。徐々にペースを落とし、キロ4:00のイーブンペースに持ってゆく。今日はあくまでキロ4分イーブンで押しまくり、1:24:24を目指す。調子が良ければ23分台という作戦である。 5kを19:39で通過!でも余裕。これは以外に行けそうかも・・・。そんな気がした。快調な入りだったので、と〜ちゃんはきっと後ろにいるだろうと確信してしまった。だが実は、前方約30秒先(約125m先)を快調に走っていたのだ!かなりな突っ込みである。恐るべし!と〜ちゃん。だがこの時点では知るよしも無かった。 ■5〜10K 20:27 しかし、情けないことにキロ4:00を維持できない。風に負け、1kで3〜5秒くらいずつビハインド・・・。粘れ、粘るんだ!踏ん張るのだが、なるべく足を使わないという矛盾した走りに徹する。しかし5kで実に27秒のビハインドを負う。12Kより左折すると16Kまでの4Kはまともに逆風を食らうことにまるので、もう少し踏みとどまりたいのだが・・・。苦しい展開だ。 ■10〜15K 20:27 後から知ったことだが、このあたりでと〜ちゃんを追い抜かしたラシイ。皮肉なことに1番死んでいる時だ。と〜ちゃんも流石に前半突っ込みすぎて、ペースダウンせざるを得ない状況であったのだろう。しかしその後2キロに渡りピタリ後につくとは・・・。根性と負けん気は素晴らしい。 12k手前で駅前を左折。さ〜来るぞ!正面からの風が・・・。が来ない。来ないのである。これは・・・。犬山の繁華街のビルが風を封鎖しているのであろうかラッキーである。何故かこのころから足が動くようになって来た。不思議である。12.5キロより木曽川沿いのロードに出るまで長い下りがあるのだがそれを利用して俄然ペースUP! リズムを取り戻せた。 しかし、やはり風は来た!13k付近で美しい木曽川を眺められる川沿いのロードにでると、もう吹きさらしである。まともに正面から風を受ける。ここから16kまでの3kをガマンし、追い風になる残り5kでスパートだ!作戦は決まった。この5kなんとか27秒のビハインドで持ちこたえる。まだ24分台の可能性は有る! ■15〜20K 19:48 折り返し〜!さあっ、思い切りギアチャンジである。と〜ちゃんの位置もカクニン・・・。とその時、「ユキチさ〜ん!」いきなりと〜ちゃんから声をかけられた。 げげっ!折り返してスグいた!スグ後ろにいる。アワワワ・・・。なんとその差60mくらいであろう。驚いた〜!さすがと〜ちゃん!やりおるわ・・・。 バテテいたら一気に抜かされる展開だが、ちょうどギアチャンジを入れるところ。逆に気合が乗った。一気にスピードUPする。キロごとにラップを取ってゆくと3:52〜56までスムーズに上がっている。これは24分台が見えてきた。絶対やってやる!10月の手賀沼が1:24:50なのでこれも破るんだ!追い風を受け、もう目標に向かい鬼人の走りである。行け〜! ■20K〜ゴール 4:16 最後の力を振り絞りスピードを維持してゴ〜〜ル!やった今期最高記録達成だ!残り5kは19:28くらいまであがった。よく粘った! その約1分後、と〜ちゃんがゴール。硬い握手を交わしたのであった。 お互いにナイスラン!
エピローグ 「折角名古屋まで来て・・・。」この思いが「頑張れた」最大の要因である。そしてと〜ちゃんの存在がそれを大きくそれを後押ししてくれた。と〜ちゃんに感謝である。そして最後にコースの良さ。走路は広いし、ホボフラット。そして常にコース上から目標となる「犬山城」。雄大に流れる「木曽川」。変化に富み素晴らしいコースであった。風がなければ記録を狙うには最高のコースであろう。 これで3/16開催の荒川での42.195kで「サブスリー」できる最低条件は満たせた。やはり自信は大切だ。それともう一つ。このスピードでも右足のハムストリングはまったく大丈夫であった。故障は解消したといってよいだろう。2つの安心を持って今シーズンタイムレースの最終戦、「アラカワ」の42.195kに挑めるコトになった。 タイムは平凡だが、自信を取り戻すことができた貴重なレースであった。
番 外 編 名古屋 B 級?グルメ! byどらんくと〜ちゃん
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